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超強力シンセ・ポップ!ザ・ランナウェイ・クラブがデビュー

The Runaway Club

 

アウル・シティー&カーリー・レイ・ジェプセン「Good Times」、チャーチズ「Recover」…そして2015年、新三大エレポップ・アンセムのひとつに認定されるのはザ・ランナウェイ・クラブ「By Your Side」かもしれない……。

2014年3月、突如YouTube上に圧倒的即効性を持つ名曲「By Your Side」をアップロードし、素顔をさらさないまま活動開始と相成ったザ・ランナウェイ・クラブ。Facebook上に「ミュージック・80'S・シンセサイザー」とだけ記されたプロフィールを公開すると、その後はただ黙々と良曲を次々に発表。まるでマスへの反抗かのように情報が開示されぬまま「By Your Side」はバイラル化。そのバツグンの強度を誇るメロディーとフックのみで20,000回以上の再生回数を記録した。

およそ1年に渡りその素性は謎に包まれていたが、この春ついに、実はカナダの超優良ポップパンクバンド=ジ-ズ・キッズ・ウェアー・クラウンズのメンバー、Alan Poettckerのソロユニットであることがファンの指摘により明らかに。まさに、"センスの良さ・手慣れた音作りには理由がある"、納得の正体と言える。

インディマナーにのっとったサウンドながら随所で見せる、アウル・シティやデスキャブを思わせるレンジの広い魅力は、そんな彼のバックボーンから来ているのだろう。

A-Haやヒューマン・リーグ、そしてボーイ・ジョージ等への80s愛が根底に流れる、ナチュラル系胸キュン・シンセポップをぜひ御照覧あれ!

 

 

タワーオンライン限定!! メンバーよりグリーティング・ビデオ(日本語字幕ver)到着!

 

 



 

The Runaway Club(Alan Poettcker)のインタヴューが到着!

Q1:自己紹介をして
僕はAlan Poettcker、カナダのブリティッシュコロンビア州のチリワック出身の、典型的なカナダ人だよ。アイスホッケーとベーコンが好きだね。

Q2:曲作りや演奏を始めたキッカケは?
小さい頃、両親にピアノ教室に送りこまれたんだ。辞めさせてくれって何度もお願いしたけど、「できるだけ色んな種類の楽器に触れてからね」って、辞めさせてもらえなかった。 で、その後ベースを選んだ。色んなバンドに参加して、全国ツアーにも参加した。そこから得た一番のものは、曲作りとレコーディングだったね。

Q3:アルバムの中のお気に入りは? なぜその曲?
「I Could Pretend」がお気に入り。CDのライナーノーツにもこの曲について書いたけど、時々、すごいスピードで曲を書き上げることがあるんだ。なんだかすっごくしっくりきちゃう時が。もちろん悩んで無理に作り出すことなんかないよ。でも時々は、しっくりこなくて仕上げにてこずることもある。ぱっとできる今日はいつも、現実的で自分にとっては偽りのないものになる。この曲は15分くらいで書き上げた、リアルな一曲。

Q4:自分の人生に影響を与えた5枚のアルバムは?なぜ?
Nirvana 『Nevermind』
素晴らしい作品だもの。カートの声はほかの何にも敵わないね。

Moneen 『Are We Really Happy』
カナダのバンドで子供のころから、よく聴いてたんだ。ギターのエフェクトで使うペダルが大好きなんだ。

The Postal Service 『Give Up』

シンセサイザーを使うきっかっけになったアルバム。曲作りが素晴らしい。
Robyn 『Body Talk』

Robynが大好きなんだ。歌詞も、メロディも素晴らしい80年代のローファイ作品だね。いまだに毎日、聴いてるんじゃないかな。

Phoenix 『Wolfgang Amadeus Phoenix』
ギターとドラム、それからシンセサイザーとドラムを巧妙にミックスさせてる素晴らしい作品。

Q5:人生で一番、影響を受けて人物は?なぜ?
母と父だよ!彼らもバンドを若い頃バンドをやってたんだ。いつだって僕の音楽について、励ましてくれる強い味方だよ。まだ小さい頃、ギターとアンプを買ってくれたんだよ。

Q6:最近のお気に入りのバンド、もしくはアルバムは?
Betty Who 『Take Me When You Go』だね。これ一枚にすべてが凝縮されてる感じなんだ。素晴らしい曲と仕上がり、なんといっても雰囲気がある。夏にもってこいの一枚。

Q7:曲作りのヒントはどこから?
映画からが多いね。いい映画を見た後、特に良いサントラが流れる映画。ありがちで、誰もが持ち合わせる感情を織り込んだ曲を書くのが好きなんだ。映像を音楽の組み合わせは、説得力があるからね。

Q8:日本に来たい?日本で行きたいところはある?なにかやってみたいことある?
行きたいよ!乗り継ぎで数時間、滞在したことがあるだけだからね。タクシーに飛び乗って街を見渡しただけ。大きな街、すごい数の人々。僕の地元とは大違いだよ笑

Q9:日本の文化や芸術に興味ある?
日本食は大好きだよ。寿司屋さんがカナダに沢山あって、寿司は人気があるんだ。日本へ来たら是非、本場の寿司を楽しみたいね。

Q10:日本のバンドや曲は知ってる?
地元から遠くない町にいるSarah Geronimoってヒトが『Bulletproof』ってアルバムをプロデュースしたんだ。

Q11:なにかに今、夢中になってる?
シンセサイザー!
これはもう一生。どんな種類も、ふるいのから、新しいのまで、大型から、小型まで!

Q12:日本のファンへひとこと!
僕たちの音楽に興味をもってくれて嬉しいよ、ありがとう。いつかバンドで日本へ行き、みんなの前でプレイできたらいいなと思ってるんだ。それが僕らの夢なんだよ!

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2015年04月15日 13:27

更新: 2015年05月26日 16:30