ザ・ヴァインズ+エンパイア・オブ・ザ・サン=ホワイト・シャドウズ
ホワイト・シャドウズはザ・ヴァインズのクレイグ・ニコルズとエンパイア・オブ・ザ・サン/プナウのニック・リトルモアのプロジェクトだ。クレイグの声と彼の作り出すメロディーのファンであったニックは、一緒にレコーディングを行うことを長年にわたって望んでいたが、初めて会った日から数日で2人はレコーディングを開始した。
アルバムは伝説的なイギリスのポストパンクのプロデューサー、ニック・ローネイによってレコーディングされた。またレコーディングにはミッドナイト・オイルのジム・モジニー、ウォーペイントのステラ・モズガワ、タッチ・センシティヴ、ボーイ・アンド・ベアーのメンバー、キリン・J・カリナン、ジャグワー・マのジョノ・マとガブリエル・ウィンターフィールド他が参加している。
ホワイト・シャドウズは2015年2月、アルバムからのファースト・シングル「ギヴ・アップ・ギヴ・アウト・ギヴ・イン」をリリース。同曲のオリジナルは2006年のザ・ヴァインズのシングル「ドント・リッスン・トゥ・ザ・レディオ」のBサイドとしてレコーディングされたものだ。
2014年9月、ザ・ヴァインズは6枚目となるアルバム『ウィキッド・ネイチャー』をリリースした。同アルバムはベースのティム・ジョンとドラムのラックラン・ウエストを新たにメンバーに加えトリオ編成でレコーディングされた作品で、クレイグ自身がプロデュースした2枚組22曲収録のアルバムだ。ホワイト・シャドウズはクレイグとって初めてのザ・ヴァンズ以外のプロジェクトとなる。一方、ニック・リトルモアはエンパイア・オブ・ザ・サン/プナウで勢力的に活動を行っており、エルトン・ジョンとコラボレートしたプナウの2012年のリミックス・アルバム『Good Morning To The Night』が全英1位を獲得したことは記憶に新しい。
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掲載: 2015年05月11日 11:12