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現代ヘヴィ・メタル最強のパワー・トリオ、ハイ・オン・ファイア7作目

High On Fire

 

伝説的ドゥーム・メタル・バンドスリープのギタリストでもあるマット・パイクがシンガー/ギタリストとして率いる、米国・カリフォルニア州オークランドに拠点を置く現代メタル・シーン最強のパワー・トリオ=ハイ・オン・ファイア。彼らが『DE VERMIS MYSTERIIS』(2012年4月発表)以来となる通算7枚目のスタジオ・アルバム『LUMINIFEROUS』をリリースする。

■デビュー15周年
SLEEPのマット・パイクのニュー・バンドとして98年にスタートしたハイ・オン・ファイアだが、2015年で結成17年が経ち、ファースト・アルバム『THE ART OF SELF DEFENCE』での2000年のデビューから15周年を迎える。近年は、2009年のスリープの再結成や、2011年の来日中の東日本大震災などがあったが、こうしてハイ・オン・ファイアとして無事に7枚目のアルバムをリリースする。

■プロデューサーはコンヴァージのメンバー

前作『DE VERMIS MYSTERIIS』で初めてプロデューサーとして起用したのが、コンヴァージのギタリストでもあるカート・バロー。彼が引き続き本作でもプロデュースを任された。レコーディングも、カートがマサチューセッツ州セイラムに所有する『GodCity Studio』にて行われた。ハイ・オン・ファイアとコンヴァージは、2009年にマストドンとデスクロックも含めた豪華4組による全米ツアーで共演している。

■すでに海外で高評価

『The Rolling Stone』誌にて、同じくパワー・トリオであった伝説的バンド、クリームを引き合いに、本作はこう評されている。

「まるでロケットで地獄へと向かうクリームのようだ。ハイ・オン・ファイアは、君たちの内臓を黒いタールへと変える低周波の恐怖を提供する」

■アルコール依存症を克服

2012年『DE VERMIS MYSTERIIS』を引っ提げて、スレイヤー、モーターヘッド、アンスラックスらと共に出演するはずだったアメリカの有名フェスティヴァル・ツアー『Mayhem Festival』をキャンセル。理由は、マットのアルコール依存症のリハビリのため。現在は依存症からは脱却した。

 

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2015年06月03日 09:59