クイーンズライク通算13枚目となるスタジオ・アルバム
2012年にジェフ・テイト(vo)を解雇した、マイケル・ウィルトン(g)、エディー・ジャクソン(b)、スコット・ロッケンフィールド(ds)のオリジナル・メンバー3人は、トッド・ラ・トゥーレ(vo)と、パーカー・ラングレン(g)を正式メンバーに迎え、QUEENSRYCHEとしての活動続行を表明する。バンド名の使用を巡ってジェフと法廷で争うも、最終的に勝利。前任者そっくりに歌えるシンガーを得た彼らは、近年プレイすることが出来なかった初期楽曲にスポットを当てたツアーを展開し、公演は各地でソールドアウト。
2013年にスタジオ・アルバム「Queensryche」を発表。名盤『Operation: Mindcrime』『Empire』のプロデューサーだったジェイムス ・バートンを再び起用したこのアルバムは、黄金時代の雰囲気を感じさせる好内容に仕上がり、全米ビルボードで23位を獲得した他、世界各国で高い評価と反響を得た。
本作は、トッド・ラ・トゥーレ加入第二弾となる2年ぶりのニュー・アルバム。クリス“ZEUSS”ハリス(SOULFLY, SHADOWS FALL, HATEBREED他)によるプロデュース作品。"Building The Empire"の名の下に、クラウドファンディング・サイト「Pledge Music」を通じて制作されたアルバムで、初期のサウンドを完全に取り戻した前作の流れを汲む勝負作。