全英チャート1位獲得のUK5人組ロック・バンド、エディターズが5作目を完成

デビュー・アルバムとセカンド・アルバムが共に全英チャート1位を獲得したUKが誇る5人組ロック・バンド、エディターズ。5作目となるニュー・アルバム『イン・ドリーム』は、メンバー・チェンジを経て新規ライナップとなってから2作目となる今作。現在のライナップで2年間に渡る世界ツアーを経験し、“エディターズ的サウンド”というものをさらに追求した延長線で完成した今作は、ロック調が全面に出ていた前作『ザ・ウェイト・オブ・ユア・ラヴ』から一変、エレクトロ・ミュージックの影響を大いに受けて制作された。バンドのデビュー・アルバムから全英チャート1位を獲得した3作目『イン・ディス・ライト・アンド・オン・ディス・イヴニング』までのサウンドに近い仕上がりになっている。

バンド自身によるプロデュースで、ミックスはアークティック・モンキーズやフー・ファイターズ、プラシーボ等の仕事でも知られるアラン・モウルダーが担当。前述の2曲はもちろん、スロウダイヴのレイチェル・ゴスウェルがゲスト・ヴォーカルで参加したデュエット曲「Ocean Of Night」や「The Law」「At All Cost」など、全10曲を収録。

レコーディングの合間にはメンバー5人がそれぞれセレクトしたプレイリストを流したという。ヴァラエティに富んだそのセレクションには、ノルウェーのDJ、トッド・テリエ、ソウルフルなヴォーカリスト、ロバート・パーマー、さらにはジョン・グラントや3時間におよぶDespacioのクラブ・ミックスなどが含まれていたという。