西海岸ヒップホップの次世代スター、ケイシー・ヴェジーズがデビュー
オッド・フューチャーの初期メンバーにして(なんと14歳の時にはメンバーだった!)、ミックステープ『Customized Greatly』、そしてケンドリック・ラマー、マックミラーとのツアーでめきめきと評価を上げ、18歳でジェイZ率いるRoc Nationとマネージメント契約。シルヴィア・ローン(アフリカ系アメリカ人女性として初めて、モータウンなど名門レーベルのヘッドを歴任している)がエピック・レーベル内に設立したVested In Cultureとレコード契約を結んだことで、ティーンエイジ時代から常にアーバン・シーンで注目を集めていたケイシー・ヴェジーズ。21歳となった2015年、ついに今作でメジャーに名のりを上げる!
客演クイーンとして注目を集めるラッパー/シンガーのデージ・ローフを迎えた「Tied Up」、西海岸の盟友YG、アイアムスー!を迎えた「Backflip」の2曲のみが公開されているが、コアなヒップホップと新しいサウンドとの融合、明るいヴァイヴ、メロウさといった西海岸らしさに溢れている。“ヴェジーズ”という名前が象徴するように、ヘルシーで非ギャングスタなのも、多くのオーディエンスに受け入れられる所以か。
ジャケットに描かれているのは、カリフォルニアのストリートで男の子が子供から大人になるまで。ケイシー・ヴェジーズそのものストーリーで、ヒップホップに目覚めた少年時代から今に至るまで、常にゲームの最前線で戦ってきた自負に溢れているかのよう。次世代スターの誕生を見逃すな!
タグ : ラップ/ヒップホップ
掲載: 2015年08月26日 17:08