B.B.キング、空前絶後のボックス・セット
Pヴァイン創業者、日暮泰文の監修による、B.B.キングのキャリアの最初期にして絶頂期、1950年から65年のRPM/ケント時代の全録音を詰め込んだ未曾有のボックス・セット。
B.B.キング自身が、Pヴァインが正規の原盤所有権を得て、彼のRPM/ケント作品を日本/アジア地区で積極的に紹介していることを了解していて、声援も送ってくれていた。B.B.とPヴァインは直接アーティスト契約をしており、もし彼が存命していたら、Pヴァイン40周年を祝い、最高に喜んでくれた企画ボックスとなったはず。生前にB.B.がPヴァインに向けてサインをしてくれたアルバム・ジャケットも掲載予定。
日暮泰文が現存する既発/未発表音源を徹底的に再調査して、こだわりのコンセプトで各CDを構成。B.B.キングがRPMとケントに残した全SP/シングル作品、それらリリース曲の別テイクを含む、後にLPやCDで発表された作品に加え、貴重なセッション風景、1965年12月のケント在籍時最後のセッションを収めたCD全17枚の予定。これまでの数あるB.B.作品の中でも、これまで類を見ないB.B.探究作品となる。そんじょそこらのコンピとは志が違う!
これぞ究極のB.B.キング求道企画だ。
録音から数十年を経て、現存していたマルチ・トラックをはじめてトラックダウンして、これまで未知であったB.B.作品をお聞きいただきます。
さらに、スペシャルな内容のLPと、1980年に刊行された、チャールズ・ソーヤーによるB.B.初の評伝『The Arrival of B.B. King』の翻訳書を付属。
魂を絞り出すようなスクィーズ・ギター、ときにやさしく包み込み、ときに激しくブルースを爆発させる雄大なヴォーカル、洗練されたバンド・サウンド……。
B.B.キングが、後のブルース、ロックに計り知れない影響を与えることになる自己のブルース・スタイル=モダン・ブルースを開拓し、確立していくさまをすべて明らかにするボックス・セット。
・17 CD + 1 LP + 1 BOOK(予定)
・40ページ(予定)・ブックレット(詳細解説/歌詞)
・完全初回限定生産盤
〈ブックレットについて〉
B.B.と交流のあったメンフィス及びヒューストンのカメラマンが撮った貴重な写真を多数、本邦初公開。それも、LPレコード・サイズのブックレットでドーンと迫力いっぱいにお見せします。B.B.のこんなカッコいい姿、見たことありますか!? 1950年代から60年代初頭にかけてのB.B.に特化しているだけに、当時、彼が黒人社会でどのようにスターとして人気があったか、またどのような人柄であったのか、それを黒人雑誌等の記事から抜粋して翻訳紹介します。アンケート「私が初めてB.B.キングを聴いた時」を実施。ボビー・ラッシュをはじめ、ベテラン・ブルースマンや著名な欧米のブルース研究家から連絡をもらいました。一家にひと箱、家宝にしてほしいボックス・セットが誕生!
タグ : リイシュー
掲載: 2015年09月02日 16:49