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シール、トレヴァー・ホーンと再びタッグを組んだ新作登場

Seal

 

これまで数々のミリオン・セラーを世に送り出し、グラミー賞も受賞した経歴を持つ、UKが生んだ褐色のソウルフル・ロック・シンガー、シール。その彼の4年振りとなるニュー・アルバムが完成した。ちなみに、前作はソウルのカヴァー・アルバム第二弾だったため、オリジナル作としては実に5年振りの作品となる。

今作を制作するにあたって、シールがタッグを組んだのは、トレヴァー・ホーン。彼の大ヒット作で100万枚以上のセールスを記録した『SEAL』と『SEALII』、そして『HUMAN BEING』や『SEAL IV』、『SOUL2』のプロデュースを手掛けた、シール長年のコラボレーターである。

シール曰く、本作のテーマは“愛”だそう。「このアルバムは、最もよく歌われ、記録されてきた感情――愛――についての作品だ。俺は、愛にまつわるありとあらゆる感情を、それこそ怒りだろうか、受け入れることだろうが、無上の喜びだろうが、悲しみや高揚感、そして無謀さだろうが、全て捉えようとした。この感情と、それによって我々がどう感じるのかも。これは、愛がもたらす、最上の喜びに最高の後悔、そして愛によって我々が行ってしまう全てのクレイジーな行為についての作品なのさ」

またトレヴァー・ホーンとのコラボレーションについて、シールはこう語っている:「スタジオでは音楽についてほとんど語らなかった。それよりも、人生のことや、長きに亘る俺たちの関係について話していた。彼は、俺の声をどう配置すればいいのか、よく理解している。精緻に作り上げられた、特徴的なトレヴァー・ホーンの音がある一方、俺の言っていることを決して見失うことはない。そこに“語り口”がある。彼ほど、俺の声が持つ“語り口”を持続させ、また焦点を当てるやり方を知っているプロデューサーはいない・・・俺は彼から仕事に対する態度や、レコード制作におけるアプローチを学んだが、これは死ぬまで俺は身につけているであろう」

 

 

 

タグ : ソウル/R&B

掲載: 2015年10月19日 20:04