英国女性SSWのパイオニア、レスリー・ダンカン75年の名盤が世界初CD化
月影をまとったラヴソング。聴くほどに風合いが増すフォーキーなポップ・ソウル名盤、いよいよ世界初CD化!
エルトン・ジョンらの仲間内では「UKのキャロル・キング」とも呼ばれたほど、英国の女性シンガーソングライターとして草分け的存在だったレスリー・ダンカンは、ガーリー全盛の時代にシャツドレスを着せようとする世の中に逆らってでも“ 私らしさ”を貫いた、したたかなブリティッシュ・レディ。セッション・シンガーとしてもセントラル・ロンドンにいた彼女の、エルトン・ジョン、ダスティ・スプリングフィールド、ピンク・フロイド、リンゴ・スター、アラン・パーソンズなどの諸作で聴かれる美声は、深く、優しく、あたたかい。通算4作目となる本作をプロデュースしたのは、リンダ・ルイスの1st でもアレンジを手がけたジミー・ホロヴィッツ。ギターカッティング+ストリングスが開放感たっぷりの①「I Can See Where I’m Going」、軽快なポップソウル④「Rescue Me」⑥「Wooden Spoon」⑦「Pick Up The Phone」、最高のグルーヴに気持ちが高まる⑩「Jumped Right In The River」から、フォーキーでメランコリックな②「Heaven Knows」⑪「Rocking Chair」まで、世界からアルバムごと愛されてきたスペシャルな一枚。
レスリーの曲「Love Song」をとりあげてヒットしたエルトン・ジョンのアルバム『Tumbleweed Connection』、レスリーがBacking Vocalで参加したピンク・フロイド『Darkside of the Moon』
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掲載: 2015年11月05日 19:10