トラッシュキャン・シナトラズ、約7年振り通算6作目のオリジナル・アルバム
90年に発表されたデビュー作にして名盤「Cake」により、オレンジ・ジュースやアズテック・カメラなどのネオアコ勢を継承する流れで登場したインディペンデント・ポップスの雄として、ゆっくりとそして確実に活動を続けてきたスコティッシュ・バンド、通称“トラキャン”。
今作は、2009年に約7年ぶりに発表された前作“イン・ザ・ミュージック”を上回る素晴らしい内容。“瑞々しくもどこか儚さを持つサウンド”としてここ日本でも確固たるファンを獲得している彼ら。新作もそれらのトラキャン節は健在。前作発売タイミングではフジロック・フェスティバル2009に出演。また1999年の初共演ツアーに続き、2010年にもかねてより親交のあったサニーデイ・サービスとのカップリング・ツアーを行った。今作ではボーナス・トラックに加えてメンバーによるセルフ・ライナーノーツも予定。トラキャン節に加えて進化した彼らのサウンドでまとめた作品なっている!!