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石若駿、待望のフル・リーダー作『CLEANUP』をリリース

shunishiwaka

石若駿、いまや全国・全世代のライヴ・シーンでその名を聞かない日はない。藝大在学中よりファーストコール・ドラマーの名をほしいままにしてきた彼が卒業を迎えた2015年、ついに待望のフル・リーダー作をリリースする。

今回のアルバムで最注目すべきは、石若自身が、(スタイルは様々なれど)ジャズ史上限られた偉大なるドラマーらと同様、すぐれた作曲者でありサウンド・クリエイターであるという点だ。ジャズやロックにとどまらず、クラシックや現代音楽の薫りも感じさせる楽曲群は高い中毒性を帯び、言うまでもない持ち前のテクニックと相俟って、他の追随をゆるさない。


ロックやサイケ、ヒップホップのリズムも感じさせる(3)(10)、フォーキーで詩情あふれる(4)、ストレート・アヘッドにも真剣に取り組んできた彼ならではの(1)(5)、現代音楽との融合(9)(12)など、そのすべてが全音楽史へ真正面から向き合うと同時に、まだ名もなき音楽としての新たな風をも巻き起こす。

すでに様々なジャンルから注目を集めている彼だが、今回の録音は往年のルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオと同じ機材を使っての全楽曲アナログテープによる一発録りで、石若駿の本籍地(=ジャズ)を内に秘めながら世界を一新する野心作に仕上がった。メンバーは、石若がもっとも信頼を寄せる盟友、そして石若同様に未来を創造する若手の最強プレイヤーが集結。

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石若 駿 / Shun Ishiwaka
1992年生まれ、札幌出身。10歳のときに来日中のハービー・ハンコックに見出され、その後15歳にして日野皓正(tp)バンドに抜擢。東京藝術大学付属高校を経て同大学打楽器科へ進学。在学中よりファーストコール・ドラマーとして数々のバンドのレコーディング、ライブに参加。またアニメ「坂道のアポロン」では主人公・千太郎のドラムモーションと演奏を担当。2015年東京ジャズにおいては、沖野修也率いるKyoto Jazz Sextetにて出演し、リチャード・スペイヴン(ds)と披露したツイン・ドラム・ソロがテレビでもOAされ話題となっている。ジャズ演奏の傍ら2015年・藝大打楽器科を首席で卒業。ジャズ界、クラシック打楽器界、そしてポップス界、誰しもがその後の動向に注目する中、初のフル・リーダー作発表となる。

Track List:
01. The Way To Nikolaschka
02. Dejavu #1
03. Darkness Burger
04. A View From Dan Dan
05. Cleanup
06. Professor F
07. Ano Ba
08. Dejavu #2
09. Into The Sea Urchin
10. Big Saaac.
11. Siren
12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
13. Tanabata #1
All songs composed by Shun Ishiwaka, except Tr.7 by Aaron Choulai.

メンバー:
石若駿 Shun Ishiwaka(ds) ※Tr.6のみピアノ演奏
吉本章紘 Akihiro Yoshimoto(ts, ss) Tr. 1,3,4,5,7,9,10,11,12
中島朱葉 Akiha Nakashima(as) Tr. 3,5,7
井上銘 May Inoue(g) Tr. 1,4,9,10,11
アーロン・チューライ Aaron Choulai(p, el-p) Tr. 1,3,5,7,9,10,11,12
高橋佑成 Yusei Yakahashi(p, el-p) Tr. 4
金澤英明 Hideaki Kanazawa(b) Tr. 1,2,4,5,6,7,8,10,11,13
須川崇志 Takashi Sugawa(b) Tr. 1,2,8,9,12,13

掲載: 2015年12月04日 20:19