USインディーの代表格=アニマル・コレクティヴ、3年半振りの新作
現在のUSシーンを代表し、全世界の音楽ファンの間で絶大な支持を得ている不定形音楽集団、アニマル・コレクティヴが3年半ぶりに11枚目となるアルバムをリリース!
新たなサイケデリアへの探求と共に、アルバムを重ねるごとに新境地を開拓してきたアニマル・コレクティヴ。作品毎に参加するメンバーが変わるという自由闊達な活動形態をとっており、本作にはデイヴことエイヴィー・テア、ノアことパンダ・ベア、ブライアンことジオロジストの3人が参加。オーガニックなサウンドを求めて、サックスや金管楽器を取り入れるなど構成的にも音響的にもいつもなら敢えて手を出さない要素を多く取り入れている。
また、コラボレーターを見てもこれまでの作品とは明らかに毛色が異なり、アーケイド・ファイアやゴッドスピード・ユー・ブラック・エンペラー、ボン・イヴェール、トム・ウェイツ等との共演で知られるマルチ・リード奏者のコリン・ステットソンや、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの創立メンバーでもあるジョン・ケイルがゲスト参加している。
2015年の冒頭からデモのやり取りがスタートし、春になると3人はアッシュヴィルに集まり、更に曲を掘り下げて行った。レコーディングは、ザ・ビーチ・ボーイズやマーヴィン・ゲイのセッションの拠点として有名なハリウッドのイーストウェスト・スタジオで慣行。先ほどデイヴが述べたコンセプトを元に、「短いポップソング。無駄は一切ナシ、素材を入れたら出す、そんな感じの音」を今作で目指したのだと言う。
更に過去作『メリウェザー・ポスト・パヴィリオン』『ストロベリー・ジャム』も嬉しい廉価版でリイシュー!
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掲載: 2015年12月10日 16:42