ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー、2015年ブルーノート東京公演をCD化
2015年1月末~2月、札幌、大阪、名古屋、福岡、東京と日本縦断ツアーを敢行したラリー・カールトンとスティーヴ・ルカサー。そのトリであるブルーノート東京の公演が、CD 化されて、登場します!
この東京のブルーノート公演は、1月30日~2月3日、5日間10公演全てがSold Outとなる大人気ぶり。グラミー賞のベスト・ポップ・インスト・アルバム賞にも輝いた名作『No Substitutions -Live In Osaka』から約15年、不動の人気をガッチリ、証明してくれたものでした。
しかし、それもそのはず。Mr. 335 ラリー・カールトンは、デビュー以来、数々のアーティストからも尊敬を集めてやまない永遠のギター・ヒーロー。スティーヴ・ルカサーは、’77年にTOTOを結成。’89 年のアルバム『Lukather』以来、積極的なソロ活動に取り組むと同時に、TOTOとして9年振りの作品リリースも同3月に控えて来日。実際、双方が多忙を極めるため、二人の共演を見られるのは、世界でも貴重なもの(日本の公演のほかは、ニュー・モーニングを有するパリくらいしかない、とのラリー・カールトン談)であり、ファンとしては、必見、必聴のライヴ。本公演がCD 化されたのは、世界的にも朗報!です。
収録曲は、その5日間から正に美味しいところ取り。『No Substitutions - Live In Osaka』でもオープニングを飾った〈ThePump〉で幕開けすれば、会場は即、熱狂の嵐!ブルージーで五臓六腑に染みいるカールトンのギターに、ロックのスピリッツが溢れるルカサーのギター。この演奏に熱くならないファンはいないというものです!
今回は、ブルースの原点である〈Crossroads〉 をアップ・テンポの8ビートで弾きまくる演奏や、マイルス・デイヴィス=マーカス・ミラーによるジャズ史上の孤高のナンバー〈Tutu〉といった曲も聴きもの!また、〈Lily's of the Nile〉はクルセイダーズ時代の曲で、往年のファンにもうれしいところ。
メンバーも、カールトン・バンドで長く活躍するジェフ・バブコ、ラリーの息子トラヴィス、そしてTOTO の現メンバーでもあるキース・カーロックと鉄壁の布陣!ギター・ファン、フュージョン~ロック・ファンの心を熱くするリリースです!
曲目:
1. The Pump
2. Tutu
3. Lily's of the Nile
4. Crossroads
5. Only Yesterday
6. Ben E Wah
7. While My Guitar Gently Weeps
メンバー:
Larry Carlton (Guitar), Steve Lukather (Guitar/Vocals)
Travis Carlton (Bass)
Jeff Babko (Keys)
Keith Carlock (Drums)
掲載: 2016年03月16日 16:01