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藤本一馬、大地の薫るチェンバーミュージック

KAZUMA FUJIMOTO

これまでカルロス・アギーレやアンドレ・メマーリ 、中島ノブユキ、林正樹、伊藤志宏など様々なアーティストと共演、世界中に拡がりを見せる現代的なチェンバーミュージックの潮流の日本における担い手として注目されるギタリスト・作曲家、藤本一馬が、室内楽のあらたなかたちを標榜したアルバム『FLOW』。


ジャズ、クラシックを基調とし、ブラジルやアルゼンチンをはじめとする南米のフォークロリックな音楽から大地の滋養を汲み、静謐な響きのうつろい、ゆるやかなうねりを宿した演奏で、自然の情景と通いあう。

ギタリスト・作曲家、藤本一馬の新境地。シルヴィア・イリオンド, ジョアナ・ケイロス, 林正樹, 西嶋徹が参加。

藤本一馬『FLOW』収録曲
1. Polynya
2. Estrella del rio
3. Flow
4. Resemblance
5. Still
6. Azure
7. Consequence
8. Dew
9. Snow Mountain
10. Surface
11. Prayer
Music by Kazuma Fujimoto
except「Consequence」Music by Masaki Hayashi,
「Estrella del rio」 Lyrics by Silvia Iriondo

Profile
藤本一馬 (ギタリスト/作曲家)
ミュージシャンの父の影響で幼少期より独学でギターを弾き始め、ジャズ、南米の音楽をはじめとする広汎なワールドミュージックに親しむ。1998 年ヴォーカルのナガシマトモコとorange pekoe を結成。国内はもとよりアジア各国や北米でのCD リリース、ライブ公演など幅広い支持を獲得する。初のソロ・アルバム『SUN DANCE』(2011)以降、ソロ、デュオとして『Dialogues』『My Native Land』『Wavenir』の4作品をリリース。多様な音楽的造詣を、明敏な感覚により汲みとられた現代性とともに収斂させる陰影を含んだソングライティングは高い評価を獲得している。

掲載: 2016年04月01日 19:05