DVD付きは10%オフ!オーペス通算12作目となるスタジオ・アルバム
1990年にデビュー、ミカエル・オーカーフェルト(ヴォーカル、ギター)を中心に、作品ごとに恐れを知らぬ挑戦を続けてきたオーペス。12枚目のアルバムとなる本作では、“女妖術師=ソーサレス”をテーマに、さらに深遠なるプログレッシヴ・メタル・ワールドへと足を踏み入れていく。
前作『ペイル・コミュニオン』(2014)に続いて、本作はウェールズのロックフィールド・スタジオでレコーディングを行っている。クイーン『オペラ座の夜』やジューダス・プリースト『運命の翼』、そしてモーターヘッドのファースト・レコーディングなど、20世紀のロック・クラシックスの数々を生んできた《聖地》で、新世代の名盤がいま生まれる。
ミカエルが全曲を作曲・作詞、冥界の女王をタイトルに冠した“ペルセフォネ” “ペルセフォネ(スライト・リターン)”でアルバムの最初と最後を挟む本作。変拍子とオルガンをフィーチュアしたプログレッシヴなイントロからミッドテンポの重いハード・ロックに突入する“ソーサレス”、幽玄でアシッドなフォーク・ナンバー“ソーサレス 2”など、緩急のスリルに富んだプログレッシヴ・メタルが全編を貫く。
オルガンを大胆にフィーチュアしたハード・ロック “ザ・ワイルド・フラワーズ”、アコースティック・ギターとタブラ、ストリングスが交錯する『レッド・ツェッペリンIII』ばりの世界観を提示する“ザ・セヴンス・ソジャーン”など、古色蒼然たるヴィンテージな味わいと21世紀ならではのモダンなエッジを兼ね備えた孤高の音楽性は、本作においても健在だ。
「このアルバムでは前進することが出来た。いや、横道に外れたのかも知れないし、後退したのかも知れない。とにかく変化したことは確かだ。極限まで多彩な作品だし、極限まで素晴らしい」とミカエルが誇る『ソーサレス』は、過去と現在、そして未来を繋ぐ妖しきマスターピースだ。
【メンバー】
ミカエル・オーカーフェルト(ヴォーカル/ギター)
マーティン・メンデス(ベース)
マーティン・アクセンロット(ドラムス)
フレドリック・オーケソン(ギター)
ヨアキム・スヴァルベリ(キーボード)
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2016年08月05日 12:11