リッチー・ブラックモア、19年振りにハード・ロック回帰した伝説ライヴが映像化
ブラックモアが「2016年6月にロック・バンドとしてDEEP PURPLEとRAINBOWの曲をプレイする計画がある」と初めて公式に語ったのは2015年夏のこと。それまで幾度となく再結成の噂が囁かれる度、常にブラックモア本人が否定してきたが今度ばかりは違った。「関節炎が酷くなってギターが弾けなくなる前に、DEEP PURPLEやRAINBOWの曲をやるロックン・ロールのフルセットを、ファンのためにやるべきだと思った」と断言したのだ。
再結成の鍵を握っていたのは、スペインのヘヴィ・メタル・バンド=LORDS OF BLACKに在籍するロニー・ロメロ。ブラックモアは彼を「ロニー・ジェイムズ・ディオとフレディ・マーキュリーを合わせたようなシンガーだ」と大絶賛し、「ロニー・ロメロを見つけた時に、昔のロックン・ロールをまた演奏するというアイディアが蘇り、実現に向かっていった」と明かした。つまりロニー・ロメロの声に惚れ込んだからこそ、ブラックモアはRAINBOWを復活させたのである。
演奏曲目はブラックモアが予告したとおり、DEEP PURPLEとRAINBOWの名曲オンパレード。“Highway Star”で始まり“Smoke On The Water”で終わるセットリストは寸分の隙も無い。今作は2016年6月17日・18日にドイツで行なわれた2公演のベスト・テイクを編集してコンサートの流れを再現し収録。さらに本編には収録されなかったボーナス映像4曲、日本盤のみさらに2曲追加収録。
レインボー伝説の1980年〈モンスターズ・オブ・ロック〉音源>>>
【メンバー】
リッチー・ブラックモア(ギター)
ロニー・ロメロ(ヴォーカル)
デヴィッド・キース(ドラムス)
ボブ・ヌーヴォー(ベース)
イェンス・ヨハンソン(キーボード)