〈2016年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉Nassy[Ba](bohemianvoodoo)編
2013年リリースされた『color&monochrome』第2弾。3年の月日で着実にキャリアを積み上げてきた両バンドの新作2曲が交互に収録されたミニ・アルバム。fox capture planは特有のスピード感ある前ノリのロックな曲と冒頭から変拍子を用いて強烈なグルーヴを感じさせる楽曲とリズムを前面に押し出した新作。それに対し、bohemianvoodooは疾走感あるリズムに背筋が伸びるようなギターの旋律がのり高揚する曲と、のんびりとした休日の朝に聴きたくなるような心地よい旋律で奏でられる楽曲。2つのバンドが異なるアプローチで実力の高さを見せつけた作品。
intoxicate (C)川崎耕平
bohemianvoodoo「Golden Forest」
▼選盤テーマ:2016年、一番聴いたCDは?
Antonio Loureiro『ソー』
2015年から通してもこの盤を一番聴いたと思います。
溢れ出る理知と、ブラジルの雄大な自然美と融合しているかのような「Luz da Terra」は特に気に入っています。"In Tokyo"というライブ盤には同曲も収録されています。日本人のサポートの方々と素晴らしいプレイを繰り広げており、こちらも超お勧めです。
Antonio Loureiro "Luz da Terra"
▼選盤テーマ:2016年、一番気になったアーティストは?
「気になったアーティスト」とばこの方しかいないです。1stアルバムのタイトルが”GUESS WHO?”、ネットで検索しても情報があまり出てこず、音楽にミステリーの要素が加わり、気にならないわけがないですね。ネットでは新人バンドと書かれていたのを見かけました。しかし聴けば解るとおり、サウンドのエグさ、円熟味からするに、絶対”新人”じゃないと思って聴いています。
Nulbarich "NEW ERA [YouTube Ver.] "
▼2016年印象に残った出来事は?
ここ数年、ワンマン多く、他のバンドさんやミュージシャンの方とご一緒する機会があまりありませんでした。
しかし、2016年はたくさんのバンドさんやミュージシャンの方々とご一緒する機会がありました。
それぞれが培ってきたキャリアをぶつけ合う様は胸に刺さるものがあり、その数だけ刺激を受けました。記憶に新しいところでは"fox capture plan"と”color & monochrome2”というスプリットアルバムをPlaywrightからリリースさせて頂きました。2015年には3枚のフルアルバムを製作した彼らの勢いとスピード感は凄まじく、マイペースなバンドの僕たちにとってはとても新鮮でした。
また、2013年に同1作目をリリースして、それが好評だった事が続編へと繋がった事が、とても嬉しかったです。
▼リリース&ライヴ情報
2017年でbohemianvoodooは結成9年を迎えます。巷では若手と呼ばれ続けていますがもうそんなこと無いですね。 2018年は結成10周年となり、今からメンバースタッフ一同色々企んでいます。2017年はその為にどうしていくか考える大事な年になるでしょう。今後のライブ予定はこちらです。一曲入魂、どのライブもどの曲も、色んな楽しみ方が出来ると思います。お楽しみに!
〈LIVE INFORMATION〉
・1月15日(日)Possibility @渋谷club bar FAMILY
渋谷老舗Clubでのライブです。演奏の距離も近くスタンディングです。僕たちととても長く付き合ってもらっている、雰囲気のいいイベントです。
Clubなどあまり馴染みのない方でも大丈夫です。踊ろうぜ!
・2月5日(日)bohemianvoodoo 9th Anniversary Special Live @ club eX
bohemianvoodoo結成9周年記念ライブです。当日は映像を撮ります。9年の集大成を応援しに来てください。
・3月18日(土)BLUE NOTE名古屋 fox capture plan&bohemianvoodoo ""color & monochrome LIVE""
先日、代官山UNITで行い大好評だったLIVEをBLUE NOTE名古屋で開催させて頂きます。
是非お越し下さい。
HP : http://bohemianvoodoo.jp/
TWITTER : @bohemianvoodoo