〈2016年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉Helsinki Lambda Club 編
〈ニューオルタナティブ〉を標榜するバンドが、プロデューサーにアナログフィッシュの下岡晃を据えたファースト・アルバム。その甲斐あって、彼らの美点である青さはしっかり伝わってくる。例の定型文の正しい用法が初めてわかるようなユーモア溢れるポップ・パンク"This is a pen."など、全11曲を収録。〈気付かない振りをしていた 傷が無い振りもしていた〉と歌う"目と目"もフォーキーで良い。
bounce (C)田山雄士
Helsinki Lambda Club 「This is a pen.」
▼選盤テーマ:2016年、一番聴いたCDは?
Whitney『Light Upon the Lake』
ベタですが、今年出たアルバムの中ではダントツでした。毎日聴けるアルバムっていうのも本当に久しぶり。Smith Westernsが元々大好きで、ボーカルのCullen Omoriのソロアルバムも買ったのですが、今年はWhitneyに軍配が上がりました。バンドが解散した後の各々のソロが最高に良いってすごい。 (橋本薫[Vo,Gt])
Whitney "Golden Days"
The Crusaders『Those Southern Knights(南から来た十字軍)』
思い返せば今まで所謂ギターヒーロー達の作品をしっかり聴きこんでいなかったな、と感じて今年に入ってギタリストがギタリスト然としてる作品を多く聴くようになりました。その中でもこの作品で弾いているラリーカールトンはかっこいいです。40年前の作品なのに聴いても褪せない。ファンク寄りのフュージョンですがおススメです。 (佐久間公平[Gt])
Corinne Bailey Rae『Corinne Bailey Rae』
もともと好きなアーティストだったのですが、今年、6年ぶり?かに新譜を出して折角だし久々に聴いてみよーってな感じで聴いてしまったら自分の中で再ブームが到来してしまいました!!新譜ももちろん良いのですが、このファーストアルバムならではの初々しい感じがたまらなく好きで天気のいい日や、朝早起きした日に必ずといっていいほど聴いていたかも知れません。しかもなんと、来年(2017)来日することが決まっているのです!!!その日は何としても死んででも観に行きたいと思ってます!!!!!!(稲葉航大[Ba])
Corinne Bailey Rae "Put Your Records On "
The Strokes『Is This It?』
ストロークスの中でも1番好きなアルバム。普段から良く聴くんですが、今年は長期間のアルバムレコーディング時期にインプット過多になった頭の中を整理したり、気持ちをフラットにするためずっとヘビロテしていました。自分が音楽をやっていく上でとても大切なアーティストです。(アベヨウスケ[Dr])
The Strokes "Someday"
▼選盤テーマ:2016年、一番気になったアーティストは?
関西のバンドなんですけど、メロディ抜群にポップなうえに突き刺すようなパンチラインがあって欲張り過ぎ!って一方的に惚れたり悔しがったりしてます。何度か共演だったり観るチャンスだったりっていうのがあったのですが、ニアミス続きでなかなかお会いできず。2017年は一緒にやりたいです。ライブ超強そう。(橋本薫[Vo,Gt])
LADY FLASH "とらばーゆ"
アメリカの5人組のバンドです。ドミノレコーズのバンドを掘り下げて聴いていた時に出会ったのですがダンサンブルでかっこいい!今年は外タレとも共演したいです。日本来てくれないかなぁ…(佐久間公平[Gt])
Mr. Twin Sister "Blush"
nate smith
えっ?なぜ?ドラマーと思うと思います笑 もともと知り合いの紹介でJose james にどハマりした時期があり、Facebookでフォローしました。すると何故かjose jamesが事あるごとに自分の歌っている姿やライブの様子をアップするのではなくnate smithというドラマーのソロばかりをアップするのです。なんでだろーなんでだろーと思っている間に気づけばFacebookでjose jamesが上げてくれる動画が楽しみになり、気づけばnate smithのInstagramもフォローし、そしてYouTubeでnate smithばかり観ていました、、、。なんでだろー。(稲葉航大[Ba])
Nate Smith + KINFOLK - The Leaving: On My Way To Brooklyn (Feat. Amma Whatt)
見た目、曲、演奏力の高さ、キャラ、どこから突っ込めばいいのかわかりません。最高です。最近ぐっと共演の機会が増えて仲良くなれたので嬉しいです、来年もよろしくね!(アベヨウスケ[Dr])
CHAI "ぎゃらんぶー"
▼2016年印象に残った出来事は?
初めてのフルアルバムを作ったこと。10代の頃から大好きなバンド、アナログフィッシュの下岡さんをプロデューサーに迎えて。だいぶマブい感じになりましたが、折に触れて「何で下岡さんが横にいるんだろう、、?」と我に返りました。色々と大変な状況の中でしたが、とてもグッとくるアルバムが完成しました。来年はもっと良いもの作るけれど。(橋本薫[Vo,Gt])
印象に残ったできごと フルアルバムの製作に際して、今年は私情でバンドを一時的に離脱することになってしまいメンバー含め多くの人にご迷惑をおかけしました。そして本当にたくさんの人に助けてもらって素敵な作品ができました。バンドが躍進を遂げた時期、そこに自分がいなかった悔しさを忘れないようにして来年は励んでいこうと思います。(佐久間公平[Gt])
佐久間(Gt)が復帰後、久しぶりに一人で機材車を運転している時、少し車を擦ってしまったみたいで、メンバーに「ごめんなさい、ちょっと車を擦ってしまいました、、、」と謝り、まぁ久しぶりの運転だったし仕方ないよなーーと車を見てみるとボコボコに車が凹んでいたこと。(稲葉航大[Ba])
やはり初のフルアルバムリリースですね。去年この企画をやらせて頂いた時、印象に残った出来事としてアナログフィッシュと共演できた事をあげましたが、今年はアナログのボーカル下岡さんが僕らのアルバムをプロデュースしてくださいました。繋がりってすげーなぁと他人事のように改めて感動してしまいました(笑)そんな最高のアルバムリリースツアー、年明けにも2本残っているので是非お越し下さい!(アベヨウスケ[Dr])
▼リリース&ライヴ情報
リリースツアーが大阪、東京と残っています。捨て曲がないバンドとして有名なので、長尺余すことなく楽しめるので是非。2017年はフットワーク軽く弾き語りでもツアーに出たり、文筆業にも精を出したいと思ってます。(橋本薫[Vo,Gt])
来年(2017)は今年(2016)の10月26日に発売したフルアルバムのリリースツアーがまだ残ってます!!大阪と東京です!!2017年は今年以上に勢いを止めずにガツガツと行きますので、2017年もヘルシンキラムダクラブから目が離せません!(稲葉航大[Ba])
Helsinki Lambda Club『ME to ME』Release Tour”From ME to YOU”
・2017年1月22日(日)心斎橋Live House Pangea
w/おとぎ話、CHAI
・2017年1月27日(金)渋谷WWW
w/Czecho No Republic
HP : http://www.helsinkilambdaclub.com
TWITTER : @helsinkilambda
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2017年01月16日 13:00