ブライソン・ティラー (Bryson Tiller)、 新時代R&B"トラップ・ソウル"第1人者による新作『True to Self』
90sスロウ・ジャムとトラップ・サウンドを見事に融合させ、新時代のR&Bの形"トラップ・ソウル"を世に広めた第一人者ブライソン・ティラー、待望の2ndアルバム!
米ケンタッキー州ルイヴィル出身、オマリオンやR・ケリーなど90年代のR&Bに影響を受けてきたと語る、シンガー・ソングライター/ラッパー。自身の音楽スタイルを"トラップ・ソウル"=(トラップ、ヒップ・ホップに感化されたR&B)と語り、2015年自身のSoundCloudにファーストシングルにもなった「Don't」を発表。名プロデューサー、ティンバランドやドレイクなどが相次いでSNSに投稿し、"トラップ・ソウル"という新しいスタイルと共に一躍注目の的となった。その後「Don't」は正式リリースされ、全米ではロングヒットを記録。全米R&Bチャート2位まで上昇し、満を持してリリースされたデビュー・アルバム『T R A P S O U L』はいきなり、プラチナ・ディスク(100万枚以上のセールス記録)を達成。ビルボード・ミュージック・アワードやBETアワード、そして第59回グラミーアワードでは〈Best R&B Song〉でノミネートされるなど、R&B界にも多大な影響を与えた作品となった。
そんな前作から約2年ぶりとなる今作のリード曲「Somethin Tells Me」は、前作同様に彼の個性が十二分に発揮された楽曲となっており、オルタナティブでいてメロウ、そして甘くてどこか切ない1曲に仕上がった。もう一曲先行公開された「Get Mine ft. YoungThug」は、人気ラッパー/プロデューサーのヤング・サグをフィーチャリングに迎えた、フロアライクでバウンシーな一曲だ。前作ではアリーヤ、ジョデシー、キース・スウェットなど90年代R&Bへの憧憬が込められたサウンドと語りかけるような美しいボーカルが大きな注目を集めたが、今作でも自身が提唱する良質な"トラップ・ソウル"と新たな進化を見せつけることは間違いない。
タグ : ソウル/R&B
掲載: 2017年05月26日 09:00