米サウスダコタ出身シンガー・ソングライターEMA、待望のサード・アルバムをリリース

ドローン・エクスぺリメンタル・フォーク・バンド、Amps For Christ、Gownsのボーカル/ギタリストとして活動していたシンガー・ソングライター＝EMAことエリカ・M・アンダーソンが、数々のメディアより高評価を受け大成功を収めたアルバム『ザ・フューチャーズ・ヴォイド』（2014）年のリリースより早3年、不穏な空気漂うこのアルバムと共に戻ってきた！

一年間白人労働者の疎外と怒りの中に身を置いた彼女の最新アルバム『エグザイル・イン・ジ・アウター・リング』はアメリカ中層貧困者と憤りに対して生々しいリアリズムと深い共感を持った作品となっており、「私のいたところには希望も分別もなかった。同じような場所に生きるアウトサイダーたちに、このレコードが分断の橋渡しになると伝えたい」と語る。本作ではプロデューサーにアンノウン・モータル・オーケストラのジェイコブ・ポートレイトを迎え、彼女の原点でもありリード・シンガーを務めていたバンド、Gownsのノイズフォークに回帰。ジェンダーやアメリカのワーキングクラスの不安にフォーカスした、非常にパーソナルな仕上がりになっている。