若手ジャズ・ピアニスト桑原あいと、ジャズ・ドラマー石若駿のデュオによるコンセプト・アルバム
国内外のアーティストと数多くの共演を果たし、人気・実力ともに若手No.1との呼び声も高いジャズ・ピアニスト桑原あいと、ジャズ・ドラマー石若駿による、ピアノとドラムだけのデュオでのコンセプト・アルバムのリリースが2017年11月8日に決定した。
桑原あいは、豊かな音楽的感性と高い演奏技術で、自身のリーダー・トリオを中心にソロ・ピアノ、withストリングスなど、さまざまな形で活躍中のジャズ・ピアニスト。2015年にスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルのソロピアノコンペティションに日本代表として出演した際、クインシー・ジョーンズから「君の音楽こそジャズだ」と賞賛されたこともある実力派。現在までに5枚のアルバムをリリースし、今年2月にリリースされたアルバム『Somehow, Someday, Somewhere』では兼ねてから憧れの存在であった、スティーヴ・ガッド(ds)、ウィル・リー(b)とのトリオによるレコーディングを実現させ大きな話題となり、さらにそのトリオ・メンバーによる東名阪のツアーも大成功を収めた。また石若駿はジャズだけに留まらず、様々なジャンルのアーティストとレコーディングやライヴで共演を果たし、縦横無尽の活躍を続ける今最も忙しい若手ドラマーのひとりで、自身のリーダー・アルバムもリリースしている。
アルバムのタイトルになっている楽曲「Dear Family」は、桑原あいと石若駿の共作で、2017年4月からスタートしたテレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」と「サンデーステーション」のオープニング・テーマに起用されており、メロディーは繊細で美しい旋律でありながら、ダイナミックな演奏でデュオとは思えないサウンドに仕上がっており、一度聴いたら鮮明に耳に残るキャッチーなメロディーの楽曲。
この「Dear Family」という楽曲をきっかけに、アコースティック・ピアノとドラムだけのシンプルな編成でフル・アルバムの制作が実現。このアルバムのために、二人がそれぞれ書き下ろした楽曲を、基本的にすぺて一発録りでレコーディング。強烈な二人の個性がぶつかり合いながらも、共鳴して行き、この二人でしか成し得なかったであろうエネルギーに満ち溢れた、躍動感のあるコンセプト・アルバムに仕上がっている。
また、ボーナス・トラックとしてマッシヴ・アタックの「Saturday Come Slow」とマルーン5の「Sunday Morning」のカヴァー曲2曲が収録される。
日本のJAZZ界の未来を担っていくであろう、まだ20代の二人のアーティストの力の全てが発揮された超力作となっている。
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タグ : J-JAZZ
掲載: 2017年09月08日 19:21