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イベイー(Ibeyi)、最新アルバム『Ash』をXL Recordingsよりリリース

Ibeyi

最重要インディー・レーベル〈XL Recordings〉の総帥にして、自らもプロデューサーとして、ギル・スコット・ヘロン&ジェイミー・エックス・エックスのコラボ・アルバムや、デーモン・アルバーンとのコラボレーションを行ってきたリチャード・ラッセルが今最も惚れ込んでいると言われるフランス/キューバ出身の双子ユニット、イベイーが最新アルバム『Ash』のリリースを発表!

私は、全ての人に送るアンセムとして「Deathless」を書いたの!全てのマイノリティのため、そして自分たちには何の価値もない、自分たちは小さいと思っている全ての人たちよ。この曲を聴いて、3分間自分たちの大きさと強さを感じて欲しいわ。自分たちが不死だと感じて欲しい。私が今持っている権利の為に戦って来た人たちを心の底から尊敬しているわ。私が”私たちは不死だ”と歌っているのは、その人たちが私の中で生きていて、より良い世界で生きようとしているという意味なの。-Lisa-Kaindé Diaz

彼女たちの名を冠した2015年のデビュー・アルバム『Ibeyi』で世界的評価を獲得し、ビヨンセが昨年リリースしたアルバム『Lemonade』のショートフィルムにもフィーチャーされるなど、ますます注目を集めるイベイー。当時とは、彼女たち自身も世界情勢も全く違う状態である今、新たに完成した『Ash』は、より直感的で、パワフルな政治的ステートメントを含んでいる。公開された「Deathless」は、メンバーのリサが16歳の時の実体験をもとに、警官による暴行や人種差別といった組織的抑圧に限らない、あらゆる不正に対する彼女たちの強いステートメントだ。またアメリカの大統領選の期間中に作曲されたというタイトルトラック「Ash」は、希望が失われた全ての場所からポジティヴな力を引き寄せる曲を書こうとして生まれたという。

リチャード・ラッセルがプロデュースを手掛け、彼女たちのルーツであるヨルバの伝統音楽をブレンドしたポップかつソウルフルな楽曲を通して、女性であること、精神性、行動主義、レイシズムといったテーマを掘り下げた本作には、新たな黄金期を迎えた新世代ジャズのトップに君臨するカマシ・ワシントンの他、天才音楽家チリー・ゴンザレスや、コンテンポラリー・ジャズ・シーン~ファンクR&Bを股にかけ活躍する孤高のアーティスト/ベーシスト、ミシェル・ンデゲオチェロ、スペインのマラ・ロドリゲスといった豪華なゲストが参加する。

イベイーの2ndアルバム『Ash』は、9月29日 (金) にデジタル配信され、国内盤CDが10月6日 (金) にリリースされる。国内盤CDには「Top of The Mountain」と「Rise」の2曲が追加収録され、解説書と歌詞対訳が封入される。

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2017年10月02日 13:18