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オート(Ought)、マージ移籍第一弾、通算3枚目のアルバム『Room Inside The World』

Ought

『Room Inside the World』はOughtのサード・アルバムで、Mergeからは初のリリースとなる。アルバムはブルックリンのRare Book Roomでレコーディングされ、Nicolas Vernhes(Deerhunter、Animal Collective、Silver Jews他)がプロデュースを手掛けた。

Oughtは当アルバムの制作にあたり、自分たちの意図をまとめたデジタルのムードボード(アイデアやコンセプトを紙面やスクリーン上にまとめてコラージュしたもの)を作成した。その中にはBrian EnoやStereolabのシンセ、The Mekonsの1985年のアルバム『Fear and Whiskey』、画家のGerhard Richterや映画監督のKenneth Angerのセクシーな様、等が含まれており、それらはアルバムの中で溶け合った。「自分自身を破壊しないで、どうやってこの世の中で生きていくんですか?」とか「与えられた人生をより容易なものにする為、我々がお互いにすべきことはなんでしょうか?」といった自身の音楽にまつわる質問に対してOughtは悩まされていた。『Room Inside the World』で、Oughtは過去の作品を特徴づけたこうした緊張感や皮肉から距離を置いている。自分の教科書を開くんだと『More Than Any Other Day』で求めたのとは違い、自分自身の内面と周りを見て、人を互いから隔たせる障壁を取り除くことを『Room Inside the World』では奨めているのだ。これは異なる種類のカタルシスとなる。自分がちょっと座れるようなスペースを世の中に見つけること、言い換えれば、誰にとっても十分なスペースがある部屋を見つけるようなことなのだ。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2017年12月25日 11:10