インディ・ポップ・バンド、フランキー・コスモス(Frankie Cosmos)、約2年振りとなるサード・アルバム『Vessel』
インディ・ポップ・バンド、フランキー・コスモス(Frankie Cosmos)が約2年振りとなるサード・アルバム『Vessel』リリースする。前作『Next Thing』はPitchforkでベスト・ニュー・ミュージックにも選ばれ、8.5/10のレヴューを獲得。ビルボードのインディ・アルバム・チャートやヒートシーカーズ・チャートにもランク・インし、各メディアで同年の年間ベスト・アルバムの1枚に選出された。そんなGreta Klineによるソロ・プロジェクト、Frankie CosmosがSub Pop移籍第一弾、通算3枚目のアルバム『Vessel』をリリースする。
本作では Greta Klineに加え、マルチインストゥルメンタリストのDavid Maine、Lauren Martin、Luke Pyensonの3人がレコーディングに参加。また、Alex Bailey(元Warehouseで現在はFrankie Cosmosのライブ・メンバー)、Vishal Narang(AirheadDC)、シンガーソングライターのAnna McClellanらがコントリビューターとして名を連ねている。アルバムはニューヨークのビンガムトンで前々作『Zentropy』と前作『Next Thing』も手掛けたプロデューサー/エンジニア、Hunter Davidsohnによってレコーディングされ、一部はブルックリンのGravesend RecordingsでCarlos HernandezとJulian Faderによってレコーディングされた。ファイナル・ミックスはDavidsohnによっておこなわれ、Josh Bonatiがマスタリンングを手掛けた。
【Frankie Cosmos(フランキー・コスモス)】
Frankie Cosmosはシンガーソングライター、Greta Kline(グレタ・クライン)によるソロ・プロジェクトだ。彼女はオスカー俳優、Kevin Kline(ケヴィン・クライン)と女優、Phoebe Cates(フィービー・ケイツ)の娘として1994年、米ニューヨークで生まれた。K Recordsに代表されるDIYシーンや2000年代初期のニューヨークのアンタイ・フォークに影響を受けたGreta Klineは、Ingrid Superstar名義でBandcampより楽曲のリリースを開始。2011年にはFrankieCosmosを始動させた。
「Frankie Cosmos」とは彼女のボーイ・フレンドでシンセ・ポップ・バンド、PorchesのメンバーでもあるAaron Maineが作った造語で、Aaron MaineはFrankieCosmosでドラムをプレイ。またGreta KlineはPorchesでベースをプレイしている。FrankieCosmos は2014年にデビュー・アルバム『Zentropy』を自主リリース。Pitchforkのレヴューで8.0/10を獲得するなど、好評を得る。2016年にはセカンド・アルバム『Next Thing』をBayonet Recordsよりリリース。アルバムはPitchforkでベスト・ニュー・ミュージックにも選ばれ、8.5/10のレヴューを獲得。ビルボードのインディ・アルバム・チャートやヒートシーカーズ・チャートにもランク・インし、Pitchfork、Consequence of Sound、Paste、The Skinny、Stereogum等で同年の年間ベスト・アルバムの1枚に選出された。