リチャード・クランデル&マスミ・ティムソン(Richard Crandell & Masumi Timson)、アルバム『コンフルエンス(Confluence)』をリリース
オレゴンの雄大な自然の中で生まれた、ムビラ(親指ピアノ)、箏、ギターの出会い。西洋と東洋、そしてアフリカ大陸の素敵すぎるコンフルエンス(合流)。
「昨年の初めに私とマスミ、チャカで即興的な作品が出来そうだと思い、ある冬の午後にListen UP! スタジオに入って録音しました。マスミは熟練した日本の箏の奏者で、チャカはジンバブエ人のムビラの達人、そしてリチャードはニューヨークとオレゴンの異端ムビラ奏者である。これは国境のない音楽であり、文化のコンフルエンス(合流)である。その午後の遅くにはアフリカ人のギタリスト、ギルバートも参加した。私たちの心の通った努力の結晶を楽しんでもらえると幸いです。オレゴンよりラブ&ピース。」-リチャード・クランデル
【参加メンバープロフィール】
Richard Crandell
1943 年生まれのマルチ・インストゥルメンタリストで、これまでにギターやムビラなど11 枚のアルバムを発表しており、彼の最初のムビラ作品 Mbira Magic はJohn Zorn がプロデュースし、2004 年のワシントン・ポスト紙のベスト10 アルバムに選出。その後、初の国内盤となったEssential Tremor (Panai) が大ヒットを記録し、国内でも知られる存在となる。このアルバムのタイトルにもなっているEssential Tremor とは手が震える病気で、そのためにこれまでのギターやピアノ演奏からムビラに転向したという経緯もある。
Masumi Timson
日本で最も伝統のある、財団法人正派邦楽会より、箏の教授免許である師範取得。世界的に著名なバンド、Pink Martin(i ピンク・マルティー二)のメンバーとして、ワールドツアーや数々のアルバムに箏で参加。2012 年のNHK 紅白歌合戦等に出演の他、カーネギーホール、ハリウッドボウル、パリのLe Grand Rex、東京国際フォーラム等、そうそうたる場所での演奏経験を持つ。2014 年にはRichard Crandell との第一弾コラボレーション作品Pacific Bridge を発表し、第二弾となる本作をリリース。その後も東京とオレゴンを生き来しながらコンスタントに演奏活動を行っている。
Chaka Mhembere
ムビラを4 歳の頃から弾いており、あのThomas Mapfumo and The Blacks Unlimited バンドで、かれこれ20 年以上に渡り世界ツアーを行っている。Gilbert Zvamaida は伝説的なアフリカのギタリストで、2003 年よりThomas Mapfumo と世界中のフェスティバルで演奏をしている。
掲載: 2018年02月06日 12:58