アンチ・リリー&フォニックス(Anti-Lilly & Phoniks)による最上級のジャズ・ヒップホップ作『It's Nice Outside』
ヒップホップ黄金時代=90年代の香りを纏った最上級のジャズ・ヒップホップ・アルバム!ロイ・エアーズの永遠の名曲にして、サンプリング・ソースの代表曲「Everybody Loves The Sunshine」をカヴァーする辺りは流石の一言!
ポートランドのラッパー、アンチ・リリーと、同郷のビートメイカーであるフォニックスによる、90年代黄金時代に立ち戻ったかの様な極上のジャズ・ヒップホップ・アルバムが登場! スムースでメロウネス溢れるサンプリングの数々と、クールで滑らかなラップを軸に、近年のジャズに通じる格好良さと共に、過去のジャズやヒップホップに対する憧憬が溢れた本作。本シリーズ「We got the JAZZ」の第一弾再発でリリースしたジャズ・リベレーターズによる永遠のアンセム・アルバム『Clin d'oeil』、ケロ・ワンによるジャズ・ヒップホップの最高傑作として名高い『Windmills Of The Soul』にも勝るとも劣らないジャズな雰囲気、抜群のサンプリング・センスが発揮された素晴らしい1枚!
古くからヒップホップを聴いている人には懐かしく感じ、今のジャズ好きには新鮮に感じられること間違いないしのジャズ・ヒップホップ・シーンに新たに登場した永遠に色褪せることのない名アルバムです!
タグ : ラップ/ヒップホップ
掲載: 2018年02月19日 16:23