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ナタリー・プラス(Natalie Prass)、3年振りのセカンド・アルバム『The Future and The Past』

Natalie Prass

2015年有力新人ランキング3位に輝いた女性シンガーのナタリー・プラス、再びマシューE・ホワイトをプロデューサーに迎えセカンド・アルバムを完成!ピッチフォークでBest New Music、英ガーディアン誌が選ぶ2015年有力新人ランキング第3位獲得など、多くのメディアから有力新人として2015年にデビューした米女性シンガー、ナタリー・プラス。マシュー・E・ホワイトが運営するヴァージニアのレーベル、<スペースボム・レコーズ>と契約しリリースしたセルフ・タイトル・デビュー・アルバムから3年、待望のセカンド・アルバム『ザ・フューチャー・アンド・ザ・パースト』が完成した。

今作はニューヨークに拠点を置く<ATOレコード>に移籍後初となるリリースで、プロデューサーは前回同様マシューE・ホワイト、ミックスを手掛けたのはブルー(ソランジュ、ブラッド・オレンジ、カーリー・レイ・ジェプセン)とマイケル・ ブラウワー(エル・キング、ジェイムス・ベイ)となっている。その影響か、80年代ポップや90年代R&Bを取り入れたダンサブルなものからバラードまで幅広く、そしてよりメジャーなサウンドに仕上がっている。

当初書き上げていたアルバムを、2016年の米大統領選挙の結果を踏まえて書き直したというナタリー。その時感じた落胆や絶望というものをどうしても無視することができず、そういった感情を反映した作品を作る必要があったという。よって今作は、ひとりのミュージシャンが自分自身を再発見し、女性であることに対する強い想いを抱いたことが垣間見れるアルバムとなっている。サウンドにおいても歌詞においても、前作から飛躍を遂げた作品と言えるだろう。

 

■バイオグラフィー
1980年代にオハイオ州クリーブランドで生まれ、その後西海岸でビーチ・カルチャーに触れながら音楽教育を受ける。雪の降るボストンでバークレー音楽大学に入学するが1年で退学、ナッシュビルに移り住み音楽活動を始める。マシュー・E・ホワイトが運営するヴァージニアのレーベル、Spacebombと契約。70年代後期のビック・バンドやジャズを感じさせる音、80年代R&Bの洗練されたソウル・ポップの影響を感じさせる至極の9曲が詰まったデビュー・アルバムを2015年にリリース。あれから3年、レーベルをに移すも、再びマシューE・ホワイトとタッグを組んだ待望のセカンド・アルバム『ザ・フューチャー・アンド・ザ・パースト』が完成した。

タグ : SSW シンガーソングライター

掲載: 2018年03月14日 12:26

更新: 2018年04月23日 15:30