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〈日本美術サウンドアーカイヴ〉大西清自、カワスミカズオ、塩谷光吉、浜田剛爾からなるGreat White Lightの貴重なパフォーマンスが限定300枚LP化

Great White Light

日本にはこれまでに、美術館や画廊、アトリエや公共空間でさまざまな音を鳴り響かせてきた美術家がいる。しかし視覚資料を中心とする美術史のなかで、音をめぐる情報はどうしても断片的なままに留まってしまう。こうした美術家たちによる参照しにくい過去の音にアクセスしようとするプロジェクト「日本美術サウンドアーカイヴ」。すでに進行している、ドキュメントとしてのエディション制作と並行して、資料としてのLPシリーズがついに始動!

大西清自、カワスミカズオ、塩谷光吉、浜田剛爾からなるGreat White Lightが、1971年に東京・渋谷の岸記念体育会館でパフォーマンスを上演した。本作は10年後に大西清自のアート作品のカタログに付属されたその録音のLPを復刻したもの。数台の送風機の轟音が鳴り響く中、浜田剛爾がアジテーションのように叫ぶ、驚異の爆音ノイズ作品!「日本美術サウンドアーカイヴ」主宰の金子智太郎による、オリジナルのカタログでは述べられていなかった、このパフォーマンスについての詳細な解説も重要。解説ブックレットを外側に張り付けた特殊ジャケ、限定300。

タグ : リイシュー

掲載: 2018年05月23日 10:47