スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)リイシュー第2弾!同時3タイトルリリース
Throbbing Gristle(スロッビング・グリッスル)
今なお現在の音楽シーンに脈打つ伝説のバンドThrobbing Gristle。バンド名は直訳すると男性器の隠語。1969年から1970年代のロンドンのアンダーグラウンドにおいて伝説となったパフォーミング・アート集団、クーム・トランスミッション(CoumTransmission) を母体とし、1975 年にバンドを結成。彼らのライヴは、クーム・トランスミッションから発展したパフォーミング・アートが特徴で、イギリスのタブロイド紙でも取り上げられるほど過激なパフォーマンスを繰り広げた。1977年、衝撃のデビュー作『ザ・セカンド・アニュアル・レポート』を発売。その後彼らの代表作『20ジャズ・ファンク・グレーツ』(サード・アルバム/1979年) を発売するなど精力的に活動をしていたが1981年に一度解散。その後、各メンバーはメンバーはサイキックTVやクリス&コージーとして活動するも、2004 年に再結成し2010 年10 月まで活動を続けた。同年11月、ピーター・クリストファーソン逝去。彼はアート集団ヒプノシスのデザイナーとしても活動し、ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』、ピーター・ガブリエルの初期3作など歴史に残る作品を手がけた。またセックス・ピストルズ初の宣伝用アーティスト写真の撮影、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど数多くのプロモーション・ビデオを制作し、自身の音楽制作のみならず革新的な作品を数多く生み出した。
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Heathen Earth (2CD)
1980年2月16日、ごく少数の招待された観客の前で演奏されたスロッビング・グリッスルによるライヴ・ドキュメンタリー作品。彼らのクリエイティヴが最高潮にあった時期、つまりバンドの使命を終えて離れ離れになる一年程前にレコーディングされたドキュメント作品であり彼らの”遺言”として存在している。8Pブックレット付紙ジャケの2枚組CD。
Mission Of Dead Souls
1981年5月29日、サンプランシスコのケザー・パヴィリオンで行われた、スロッビング・グリッスル第1期最後のパフォーマンスを収録した作品(リマスター仕様)。このアルバムのリリースに続いてスロッビング・グリッスルによって発表された「今回のミッションは終了した」との声明によって、このバンドの伝説がスタートし様々な世代にもその後影響を与えていくことになる。紙ジャケ仕様(2009年以降CD生産はなし)
Journey Through A Body
1981年の3月、ローマにあるイタリア国営ラジオ局RAI のためにアート作品の一つとしてレコーディング。これがスタジオ録音としてはスロッビング・グリッスル最後の作品となる。レコーディングは5日間にわたって行われ、一曲を一日単位で録音していった。どのトラックもその後再録音や追加録音などされていない。それぞれ録音後すぐにトラックダウンをおこなった。全てのトラックにおいて事前の録音準備など行われずぶっつけ本番で行われ直接テープに収録されていった。1981年3月イタリアはローマにあるRAIStudios にて録音。紙ジャケ仕様(2009年以降販売していない)