ディーサイド(Deicide)ニュー・アルバム『Overtures Of Blasphemy』が〈Century Media〉より登場
1989年結成。"神を殺す者"というセンセーショナルなセルフタイトル・デビュー作『Deicide』から28年。フロリダ産デスメタル・ムーブメントを創り出し、現在でも不変のDEICIDEスタイルを貫いている。
ファンに熱狂的に迎えられた前作『In the Minds of Evil』に続き、Jason Suecof(Trivium、August Burns Red、Death Angel、The Black Dahlia Murder、Whitechapel、Chelsea Grin)をプロデューサーに起用。彼が所有するAudio Hammer Studiosでレコーディングされている。Glenは、12作目となる今作『Overtures Of Blasphemy』に関して"新たなテクニックを加えている"と語るが、それ以上にシンプルかつ高速ギターリフでグイグイ押し切るスタイルが継承されてことが今作最大のポイントだろう。まさに、我々が求めるDEICIDEの暗黒世界が立ち込めている。
さらにGlenはソングライティング時、(デスメタルに似つかわしくない表現ではあるが)フックとキャッチーさをメンバーに要求し、楽曲クオリティを高めることに腐心した。その結果、従来のファンのDEICIDE中毒者のみならず、モダンなサウンドを好むメタル愛好家たちにもアピールできる作品が誕生した。
従来のアンチクライスト精神を越え、自身に内包する闇を綴りきった歌詞も注目だ。「宗教に関する楽曲もあるが、この作品は俺が属する世界、そして俺を取り巻く世界について描いたものなんだ」。
【収録曲】
1. One With Satan
2. Crawled From The Shadows
3. Seal The Tomb Below
4. Compliments Of Christ
5. All That Is Evil
6. Excommunicated
7. Anointed In Blood
8. Crucified Soul Of Salvation
9. Defying The Sacred
10. Consumed By Hatred
11. Flesh, Power, Dominion
12. Destined To Blasphemy
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2018年08月27日 14:21