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女性サックス奏者ヌビア・ガルシアを中心とした6人組マイシャ(Maisha)、アルバム『There is a Place』が完成

Maisha

サウスロンドンのシーンの現在を記録したコンピ『We Out Here』より、新世代ジャズ・シーンをリードする女性サックス奏者ヌビア・ガルシアを中心とした6人組バンドがデビュー!

シャバカ・ハッチングス、ジョー・アーモン・ジョーンズ、エズラ・コレクティヴも参加し、サウスロンドンのシーンの現在を “今” を見事に捉えた名盤コンピとして話題を呼んだ『We Out Here』。その1曲目を飾ったのが、今回待望のデビューが決定したマイシャだ。

リーダーのジェイク・ロング、そして女性版カマシ・ワシントンとして新世代ジャズ・シーンをリードするサックス奏者、ヌビア・ガルシアを中心としたこの6人組は、スピリチュアルジャズの重苦しい伝統に、斬新な観点を持ち込み、今最も注目を集めるジャズ・バンドへと急成長している。

スピリチュアルジャズは、スピリチュアルジャズそのものの伝統、歴史、物語によって導かれていく。マイシャはその偉大なる歴史を再評価し、ファラオ・サンダースのような巨匠とも交流しながら、自分たちのあらゆる音楽的手法――その範囲はジャズからアフロビートにまでおよぶ――を通して、自分たちのスタイルを築き上げていく。それは、恍惚を誘うリズム、プレイヤー同士の本能的な音楽のやりとり、深く凝縮されたメロディアスなフレーズに基づくものであり、まさに同世代の他のバンドにはない、唯一無二のサウンドとクオリティーがここにある。

マイシャのデビューアルバム『There Is A Place』は、10月19日 (金) にデジタル先行でリリースされた後、CDとLPは、11月9日 (金) に発売。国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、解説書が封入される。

 

【収録曲】
01. Osiris
02. Azure
03. Eaglehurst / The Palace
04. Kaa
05. There Is A Place
06. Inside the Acorn [Bonus Track for Japanese Edition (BRC-585)]

 

We Out Here

Gilles Peterson主宰の名門<Brownswood>より、ストリートを中心に若きジャズマンたちによって生々しい活気に満ち溢れた新たなシーンを形成しつつあるロンドン・ジャズの"現在"をリポートするプロジェクト『We OutHere』がリリース。

本プロジェクトは自らのバンドthe AncestorsやSonsof Kemetを率いて、ブラック~アフロからアヴァンまで現在のUKジャズ・シーンを牽引するShabaka Hutchingsが音楽ディレクターを務め、全曲本作のために録り下ろされた新曲を収録。収録アーティストはそのShabakaHutchingsをはじめ、若手屈指の才能として大きな注目を集める天才ドラマーMoses Boyd、そして今最もアルバムが待たれている件伴奏者JoeArmon-Jones、そのJoeもメンバーとして名を連ねている南ロンドン・ストリートを席巻するEzra Collectiveなど今最も注目すべきアクトが集結。アシッド・ジャズやブロークン・ビーツの遺伝子を引き継ぎながら、エレクトロニカからダブまで様々な音楽要素を折衷してきたUKジャズの歴史を60年代のハード・バップの如き熱量で再生した現代ジャズの真骨頂にして、記念碑となるべき作品がここに誕生した。

掲載: 2018年09月26日 09:40