The Fratellis(ザ・フラテリス)のJon Fratelli(ジョン・フラテリ)、7年半振りとなるセカンド・ソロ・アルバム
最新作『イン・ユア・オウン・スウィート・タイム』もUKトップ5ヒットとなったザ・フラテリスのフロントマン、ジョン・フラテリのセカンド・ソロ・アルバム『Bright Night Flowers』がリリース。これは、2011年の『Psycho Jukebox』以来、7年半振りのソロ・アルバムで、アルバムからのファースト・シングルは“Bright Night Flowers”となる。
セルフ・プロデュースとなるこのアルバムは、Jon Fratelliの長年の友人でもあるミュージシャン/プロデューサー、Stuart McCredie(Simple Minds、Echo & The Bunny Men、Belle&Sebastian、TheFratellis)と2018年の夏、スコットランドでレコーディングされた。『Bright Night Flowers』は、2018年3月にリリースされ、UKチャートの5位を記録したThe Fratellisの最新作『In Your Own Sweet Time』と比較すると、Jon Fratelliのソング・ライティングのよりダウン・テンポでメロディックな面が表現された作品となっている。
Glen Campbell、Roy Orbison、Tom Waitsの影響を感じさせる完璧に組み立てられ、細かく鋳造された9曲は、彼のアートの特別な部分をまさに明示しているのだ。ソウルノワール、カントリー・ゴシック、The Big ‘O’ ・ミーツ・The Big Easy、The Heart of Saturday Night・ミーツ・West End of Glasgow・・・、この作品をどのように表現しても問題はないが、Jon Fratelliのセカンド・ソロ・アルバム『Bright Night Flowers』は、ちょっとした傑作で、彼の今までの仕事のペースを変化させるものとなったのだ。
「収録曲の大半はピアノで書いたんだ。これは、ちょっと聴けば明らかで、前作からの自然な対位のようなものだ。色々なアイデアのマッシュ・アップから作られたラウドでカラフルな楽曲から離れて、より流動的で穏やかな曲へと移行したんだ。一方、僕はこのアルバムを遊び心のあるアルバムとも言いたい。傷心や感情的な痛みは、あまり真剣に考えない時には、遊び心のあるものになり得るよね。同じように、喜びも憂いを知らずしては理解できない。その点では、黒は白と同様に楽しいものでもある。もし幸せだけが唯一の経験だと、人生はつまらないものになってしまうよね?」とJon Fratelliは語る。
【収録曲】
01.Serenade In Vain
02.Bright Night Flowers
03.After a While
04.Evangeline
05.Rolling By
06.Crazy Lovers Song
07.Dreams Don’t Remember Your Name
08.In From The Cold
09.Somewhere