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Laurie Spiegel(ローリー・シュピーゲル)による電子音楽界の名作中の名作『The Expanding Universe』復刻

Laurie Spiegel(ローリー・シュピーゲル)名作『The Expanding Universe』

電子音楽のパイオニアであり様々なソフトウェアの開発にも携わった電子音楽家Laurie Spiegel(ローリー・シュピーゲル)が1980年にリリースしたデビューアルバムをメインにその他のアルバムや未発表だった音源を収録した集大成的作品。ミニマルなリズムの電子音から始まり、徐々に美しく繊細なアンビエントへと移行してくサウンドは、電子音楽の始まりを想像させる作品。Max MathewsとF.R. Mooreによって開発されたGROOVEシステムを使用し、1974~1977年の間にレコーディングされた楽曲は現在のアンビエントシーンを語る上で外せない作品であり貴重な資料と言えます。

CDには23ページに及ぶ本人の写真とライナーノーツを収録。紙ジャケット仕様。

Pitchfork : Best New Reissue
WIRE : Archival Release of the Year ? 1位
Boomkat : Archival Release for 2012 ? 3位
Other Music : Reissue for 2012 ? 4位
SPIN : Reissue for 2012 ? 8位

 

【収録曲】
Disc1
1.Patchwork
2.Old Wave
3.Pentachrome
4.A Folk Study
5.Drums
6.Appalachian Grove I
7.Appalachian Grove II
8.Appalachian Grove III
9.The Expanding Universe

Disc2
10.The Orient Express
11.The Unquestioned Answer
12.Dirge I
13.Dirge II
14.Music for Dance I
15.Music for Dance II
16.Clockworks
17.East River Dawn
18.Kepler’s Harmony of the Worlds
19.Wandering in Our Times

 

【Laurie Spiegel(ローリー・シュピーゲル)】
米国シカゴ出身の作曲家。10代の頃はギター/バンジョー/マンドリンを演奏し音楽制作の哲学を学ぶ。社会科学の学位を所得後、再び音楽の道に進む為にロンドンでクラシックギターと作曲を勉強する。 その後ジュリアード音楽院でMichael Czajkowski、Hall Overton、Max Mathews、Emmanuel Ghentなどから多大な影響を受け、1969年からアナログシンセ使って作曲を開始。1973〜1979年の間にベル研究所にあるMax MathewsとF.R. Mooreが開発したシステムを使って楽曲を制作。後にNew York University’s Computer Music Studioを設立し、多くのミュージシャンに楽曲制作の為のソフトウェアを提供する。

Laurie Spiegel(ローリー・シュピーゲル)

photo by Enrico Ferorelli Apple II studio

タグ : リイシュー

掲載: 2019年01月15日 09:52