ユーミン、竹内まりやなど女性ボーカルファンにおすすめする"brand-new Mellow Waves"

金延幸子ファンにおススメ

冬にわかれて『なんにもいらない』

寺尾沙穂(Vo,Pf)、伊賀航(Ba)、あだち麗三郎(Dr,Sax)の3人から成る「冬にわかれて」の2018年リリースの1stアルバム。幻想的なエレピが印象的な⑥、スローテンポのバラード⑨など、適度な緊張感と親密さを持った3人の手練れのミュージシャンによる洗練された演奏と金延幸子やローラ・ニーロを彷彿とさせる凜とした佇まいのヴォーカルが魅力。一冊の詩集を読んだ後のような余韻を残す、稀有な聴後感のある名盤。

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竹内まりやファンにおススメ

田中裕梨『CITY LIGHTS 2nd season』

ジャズ・グループ、BLU-SWINGのボーカリスト、田中裕梨の80年代J-POPSカバー・アルバム第二弾。いま世界中の音楽好きが探している竹内まりやの”プラスティック・ラブ”や国分友里恵などのシティポップス名曲から、原由子、中原めいこ、薬師丸ひろ子、荒井由実まで女性歌手の名曲を丁寧なアレンジでカバーした作品。何より田中裕栞のクセのない、フラットな歌唱が非常に気持ちよく響く一枚。

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松田聖子ファンにおススメ

柴田聡子『愛の休日』

プロデュースに岸田繁、山本精一を迎えた2017年リリースの4thフルアルバム。多数のミュージシャンが参加して制作された本作は、弾き語りからバンドサウンド、マシンビートまで、ヴァラエティに富んだ楽曲群を収録。その中で通底しているのは、本人も大好きだという松田聖子的なアイドルポップスへの憧憬。アイドルポップスにおける松本隆ワールドを昇華して自作自演される一筋縄でいかないねじれた柴田聡子ワールドが癖になります。

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矢野顕子ファンにおススメ

中村佳穂『AINOU』

シティポップ的なアプローチからファンク、クラシカル、エレクトロなど、想像以上の縦横無尽のポップス性と多面的な奥深さを持ち、高野寛や岸田繁も認めた“天才”中村佳穂の1stアルバム。彼女を支えるのはレミ街や吉田ヨーヘイgroupなど手練れなメンバー。それにより生み出される想像を絶する楽曲の緻密さ。鍵盤を踊るようにたたきメロディにのせてアドリブでその場の空気に合わせ歌うパフォーマンスはポスト矢野顕子といっても過言ではない！

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ユーミンファンにおススメ

Homecomings『WHALE LIVING』

一貫して英語詞のギターポップを奏でてきたHomecomingsが初めて日本語詞を取り入れて発表した2018年リリースの3rdアルバム。朴訥としたフォークロックサウンドに乗るVo,畳野彩加の暖かみある歌声は、日本語で歌われることによって一層ダイレクトにリスナーの心象風景に入り込んでくるものとなっており、まるでユーミンの歌を聴いたときのような懐かしくホッとした気持ちにさせてくれる。

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土岐麻子『HIGHLIGHT The Very Best of Toki Asako』

レジェンドサックス奏者土岐英史を父親に持つ現代のクイーンオブシティポップ！Cymbalsのボーカリストとしてデビューし現在はソロとして良作シティポップを量産してくれているユーミンから続く女性ボーカリストの系譜に連なるシティポップ最重要人物。ご本人選曲による新曲を含むこちらのベストはワクワクが止まらないココロもカラダも踊りだすキラーチューンだらけ！

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吉田美奈子ファンにおススメ

阿佐ヶ谷ロマンティクス『街の色』

ロックステディ～レゲエをニューミュージック、歌謡曲に落とし込んだ音楽を創り出す男女６人組バンドの1ｓｔフルアルバム。グルーヴィーなのにどこかノスタルジックな切なさもある、ナイアガラ～渋谷系に連なる豊かで知的な音楽の空気をまとった正統派ポップミュージック！Vo.有坂朋恵は吉田美奈子、金延幸子を彷彿とさせる憂いを帯びた歌声とにも注目してほしい！！個人的には海岸線をドライブしながら聴きたいM7がおすすめ！！

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ラグジュアリー歌謡ファンにおススメ

星野みちる『黄道十二宮』

アイドルが歌うシティポップ路線を確立した元AKB48の初期メンバー、星野みちるの4thアルバム。これが安易なアイドル歌謡とは一線を画す内容で、かせきさいだあや冗談伯爵、ブルー・ペパーズに加え、杉真理まで錚々たるブレイン達が参加した胸キュンな作品に仕上がっています。なにより高水準な楽曲をキュートに歌いこなす星野みちる嬢の可愛さにメロメロ♡これぞ最新式ラグジュアリー歌謡なり！

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