〈アーティストが選ぶ平成の1枚は?〉玉屋2060%[Vo.&Gt ](Wienners)編
夥しい音楽的情報量を、ハードコア・パンクの文法でポップに鳴らした前作から早4年。数曲分のアイデアを1曲に凝縮する手法は今回も冴え渡り、男女ツイン・ヴォーカルの爽快さに、シンセ・ポップやファンク、バングラにファストコアなどが入り乱れ、前作以上の祝祭感と解放感に溢れている。これは活動休止やメンバー脱退といった苦境を乗り越えた賜物でもあろう。Wiennersここにあり!
bounce (C)鬼頭隆生
Wienners 4th Album『TEN』ダイジェスト サンプラー
Wienners『恋のバングラビート』Music Video
Wienners『TRADITIONAL』Music Video
▼選盤テーマ:あなたにとって平成(1989~2018)の1枚といえば?
Dragon Ash『Viva La Revolution』
平成と聞いて真っ先に思い浮かびました。僕がバンドを始めるきっかけの一つになった1枚。発売当時はまだ中学生でしたが、当時の日本の空気感はまだ若者がイケイケで世間全体も異様なミレニアムムードに包まれていて、その空気と相まって僕の中で(もちろん世間でも)とてつもない盛り上がりと興奮を見せた1枚。ハイスタ〜AIR JAMもそうでしたがあの時感じた”日本の若者の勢い”を象徴する1枚です。
Dragon Ash 1997~2001 - 「Let yourself go,Let myself go」(PV 90sec)
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