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Primal Scream(プライマル・スクリーム)、最新リマスター2枚組シングル・コレクション

Primal Scream

グラスゴー出身のボビー・ギレスピーを中心に1980年代から英国にて活動を行ってきた、プライマル・スクリーム。35年に渡るロックンロールな歩みをふりかえり、シングル・ディスコグラフィをまとめた最新リマスター音源によるCD2枚組『MAXIMUM ROCK ‘N’ ROLL: THE SINGLES』を発売する。収録曲は、1987年のデビューアルバム『ソニック・フラワー・グルーヴ』から2016年の『カオスモシス』までの全11枚のオリジナル・スタジオ・アルバムからの30曲に、NMEのコンピレーション・カセット『C86』(1986年)に収録されていた「ヴェロシティ・ガール」を加えた合計31曲。

「1985年のデビュー作“オール・フォール・ダウン”からというもの、僕たちはシングルを美的な選択肢ととらえてアプローチしてきた。バンドとしての僕たちの意思表示としてね」とボビー・ギレスピーは語る。「僕たちはラジオから(デヴィッド・ボウイの)“サフラジェット・シティ”や(T・レックスの)“メタル・グルー”が流れてくる中で育ってきた。セックス・ピストルズの4枚のシングルは素晴らしかった。PiL(パブリック・イメージ・リミテッド)の“パブリック・イメージ”は他のどんな曲とも違って聞こえた。プリンスやマドンナは見事なヒット曲を生み出してきた。そういうのが僕たちのアプローチであり続けたんだ。僕は昔からトップ40もののポップ・ラジオが大好きだったし、ザ・フーの『ミーティ・ビーティ・ビッグ・アンド・バウンシィ』みたいなグレイテスト・ヒッツ・アルバムが大好きなんだ。アラン・マッギーが「ハイヤー・ザン・ザ・サン」についてこんなことを言っていたのを憶えているよ。これはヒットにはならないだろうけど意思表示にはなるだろうってね。素晴らしいシングルは世の中に出て、主流じゃない考え方もあるってことを人々に見せることができる。孤独感を和らげてくれるんだ」。

■デラックス盤のみ、三方背BOX仕様・MITCH IKEDA氏のアーカイヴライヴ写真・オフショットなどをまとめた40Pフォトブックを同梱
■日本盤のみボーナストラック2曲追加収録(通常・DX盤共に)
■最新リマスター音源

 

 

収録曲
【CD1】
1. Velocity Girl(「Crystal Crescent」B面 1986年)
2. Gentle Tuesday(『Sonic Flower Groove』 1987年 )
3. Imperial(『Sonic Flower Groove』 1987年)
4. Ivy Ivy Ivy(『Primal Scream』 1989年)
5. Loaded(『Screamadelica』 1991年)
6. Come Together(『Screamadelica』 1991年)
7. Higher Than The Sun(『Screamadelica』 1991年)
8. Don’t Fight It, Feel It(『Screamadelica』 1991年)
9. Movin’ On Up(『Screamadelica』 1991年)
10. Rocks(『Give Out But Don't Give Up』 1994年)
11. Jailbird (『Give Out But Don't Give Up』 1994年)
12. (I’m Gonna) Cry Myself Blind(『Give Out But Don't Give Up』 1994年)
13. Kowalski(『Vanishing Point』 1997年)
14. Star(『Vanishing Point』 1997年)
15. Burning Wheel(『Vanishing Point』 1997年)
16. Swastika Eyes(『XTRMNTR』 2000年)
17. Kill All Hippies(『XTRMNTR』 2000年)

【CD2】
1. Accelerator(『XTRMNTR』 2000年)
2. Miss Lucifer(『Evil Heat』 2002年)
3. Autobahn 66(『Evil Heat』 2002年)
4. Some Velvet Morning (with Kate Moss)(『Evil Heat』 2002年)
5. Country Girl(『Riot City Blues』2006年)
6. Dolls (Sweet Rock and Roll)(『Riot City Blues』 2006年)
7. Sometimes I Feel So Lonely(『Riot City Blues』 2006年)
8. Can’t Go Back(『Beautiful Future』 2008年)
9. Uptown (Weatherall mix)(『Beautiful Future』 2008年)
10. 2013(『More Light』 2013年)
11. It’s Alright, It’s OK(『More Light』 2013年)
12. Goodbye Johnny(『More Light』 2013年)
13. Where the Light Gets In (With Sky Ferreira)(『Chaosmosis』 2016年)
14. 100% or Nothing(『Chaosmosis』 2016年)

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掲載: 2019年04月01日 15:16

更新: 2019年04月22日 17:30