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Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)、最新アルバム『Ventura』を早くも発表

Anderson .Paak『Ventura』

ソウルにR&B、ヒップホップ、ファンクからダンスにジャズまで、幅広いスタイルをシームレスに繋ぎ、音楽のネクストレベルを指し示す、アンダーソン・パーク。Dr.Dreの復帰作『COMPTON』にて16曲中6曲もフィーチャーされるという異例の大抜擢により、瞬く間に西海岸シーンにおける最大級の注目を集める存在となった彼が、2018年にリリースした『OXNARD』に続くアルバム『Ventura』を早くも発表。

米ビルボードのインディー・アルバム・チャートで1位に輝き、ラップ・チャートで5位、HIPHOP/R&Bチャートで6位、さらにTOP200アルバム・チャートの11位を獲得した『OXNARD』は、これまで100曲以上の作品をドロップし、Mac MillerやChance The Rapper、A Tribe Called Quest、Kendrik Lamarなど数多くのアーティストコラボをしてきた彼にとって、現時点でチャートの最高位を獲得したアルバムとなった。そしてそのアルバム発売から半年も経たないうちに、彼はニュー・アルバム『VENTURA』をリリース。

前作『OXNARD』と同じ時期に制作されたという最新作『VENTURA』。前作同様エクゼクティヴ・プロデューサーに名を連ねているのはDr.Dre。彼の他にもCallum CallumやFree NationalsのKieferがプロデューサーに名を連ねている。そして『OXNARD』同様、アルバム・タイトルの『VENTURA』はカリフォルニアの街の名前に由来している。

 

アルバムについてアンダーソン・パークはこう語っている
「オックスナードで生まれ育ったことで、俺はやり抜く根性と、教会で自分の声を見出すことが出来た。そして隣の街で俺はさらに邁進し、己の深さを知ることが出来た。この2つの街の二重性は、俺にインスピレーションを与え、結果、同時に2枚のアルバムが出来上がった。でもライヴでパフォーマンスする曲が多くなりすぎるから、その内の1枚をリリースしないでおいたのさ。俺は偶数で物事を終わらせるのが好きなんだ。だからようこそ"ヴェンチュラ"へ」

前作でもKendrick Lamar、Snoop Dogg、J.Cole、Q-Tip、Pusha Tといった豪華アーティストがフィーチャリング・ゲストで登場しているが、同時期に制作された本作でもまた注目すべきアーティストが続々と参加している。まずシングルとしてリリースされる「Make It Better」には大御所、Smokey Robinson、そしてアルバムの幕開けを飾る「Come Home」にはOutKastのAndre 3000.。さらにLalah Hathaway、Brandy、Jazmine Sullivan、Sonyae Eliseらの女性ヴォーカリストが多数顔を揃え、アルバムの最後を飾る「What Can We Do?」にはNate Doggがフィーチャーされている。『OXNARD』と『VENTURA』、二つのアルバムで完成するアンダーソン・パークのネクストレベル。音楽の未来がここにある。

 

掲載: 2019年04月12日 18:11

更新: 2020年07月22日 20:00