Talc(タルク)ファースト・アルバム『Sit Down Think』が復刻
スティーリー・ダンのフォロワー最右翼として2006年にリリースされた作品。彼らのデビューアルバムとなる今作でジャイルス・ピーターソンやUKのDJ達に愛された名盤として知られています。間違いなく現在のシティーポップ~AOR~ディスコといった流れのシーンにも多大な影響を与えた作品で、AORが特集されるガイドブックなどでは必ず取り上げられる名盤。
今回の再発盤にのみ、ボーナストラックとして当時シングルとして発表されアルバムには入らなかった”Pie Time”を収録。
【収録曲】
1.The 1970's
2.Father Tomato
3.Bobby Fame
4.Modern Sleep Over
5.All At Sea
6.Please Please Please Me
7.Niteklub
8.Garden Of Dance
9.Cheese Dreams
10.Kings Of The Road
11.Memory
12.Dad’s Tired
13.Pie Time *ボーナストラック
AORの心地よい清涼感とフリーソウルやディスコが持つグルーブが融合したサウンドは"間違いない名曲"の雰囲気を十分に纏った楽曲を収録。ジャイルスピーターソからも敬愛され、当時の英国の音楽シーンのみならず、現在のSuchmos、Nulbarich、Lucky Tapesなどに代表される日本の音楽シーンにも大きな影響を与えた名作。国内盤のみ未発表曲"De Gui Ding"と彼らの別名儀Man/Boyによる"Its Only Perfect"の2曲を収録。
【Talc(タルク)】
イギリス出身の”ドクターファン”ことジェイムス・ナイツと、”ドクターファン”ことニコル・トムソンによるユニット。共にインコグニート、ザ・ブランニューヘヴィーズなど多くのセッションミュージシャンとして活躍。2005年にイギリスの名門レーベルWah Wah 45sと契約し12インチを発表。その後デビューアルバム『Sit Down Think』がスティーリーダンの再来として大きな話題となる。単なる懐古主義ではなく、DJカルチャー以降のビートやアレンジなどが確かな演奏技術と共に制作されている。そして彼らの実力を決定付ける名作2ndアルバム『ライセンスド・プレミシーズ・ライフスタイル』を2008年にリリース。バンドの活動はその後止まってしまうが、ジェイムスは音楽スタジオの運営/サックス奏者として、ニコルはトロンボーン奏者/プロデューサーとして活動。