Abdullah Ibrahim(アブドゥーラ・イブラヒム)4年ぶりのアルバム『The Balance』
60年代からデューク・エリントン、ジョン・コルトレーンなど、数々のビッグ・ネームと共演してきた南アフリカが生んだ伝説のジャズピアニスト、アブドゥーラ・イブラヒムによる4年ぶりのニューアルバム!
アフリカの伝統音楽やゴスペル、西洋音楽などからインスパイアを受けた独自の音世界は本作でも健在。カウント・ベイシー・オーケストラのメンバーとして来日したマーシャル・マクドナルド(Sax)や、クリーヴ・ガイトン・ジュニア(Sax)、アンドレ・マーチソン(Tb)などが参加している。
【収録曲】
1. Dreamtime
2. Nisa
3. Jabula
4. Tuang Guru
5. Tonegawa
6. Song For Sathima
7. ZB2
8. Skippy
9. Devotion
10. The Balance
【Abdullah Ibrahim (アブドゥーラ・イブラヒム)】
アブドゥーラ・イブラヒムは、ダラー・ブランドの名でも知られる南アフリカ出身のジャズピアニスト。妻は、ジャズシンガーのサティマ・ビー・ベンジャミン。1934年ケープタウンに生まれ、7歳からピアノのレッスンを始める。15歳で早くもプロのミュージシャンとしてデビューし、Tuxedo Slickersなどのローカルグループで演奏。1960年、ヒュー・マセケラ、キッピー・ムケッツィらと結成したThe Jazz Epistlesとして、南アフリカの黒人ミュージシャンによる初のジャズアルバム『Jazz Epistle Verse 1』を発表する。60年代初頭にヨーロッパへ移住し、チューリッヒでのステージを見たデューク・エリントンの目に留まって、1963年『Duke Ellington Presents the Dollar Brand Trio』を発表。1965年、ニューヨークへ移住。1969年には、代表作『African Piano』を発表する。ドン・チェリー、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーンなどとの共演歴を持ち、100作以上の作品をリリースした今も精力的に活動中。
掲載: 2019年06月28日 15:20