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〈アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメ3選+αは?〉Shingo Suzuki(Ovall)編

SHINGOSUZUKI

 

復活ライヴに合わせて、2012年にorigamiの会員サイト限定で出されていたミニ・アルバム『In TRANSIT』とそのリミックス集『Re:Ovall』が2枚セットで待望の一般リリース。アケナトンの客演やボビー・コールドウェル"Open Your Eyes"のカヴァーが注目どころで、grooveman Spotや45らのリミックスも美味。唯一の新録曲となった"Winter Lights"(Michael Kanekoが作詞)には当然その先の展開を期待したくなる。
bounce (C)出嶌孝次

 

Ovall - Winter Lights (Official Music Video)

 

Shingo Suzuki - Beat making of Wonderful Christmas Time

 

▼選盤テーマ:アーティストが選ぶ夏に聴きたいオススメは?

Chick Corea『return to forever』

エレクトリックピアノの代名詞Rhodes(ローズ)。この音に魅了されるアーティストは数知れず。
チックコリアのこの大名盤は全編Rhodesで演奏されていて、アルバム全体のトーン、雰囲気の要になっています。
世の中に星の数ほどRhodesで演奏された曲、アルバムがありますが、このRhodesの音色は何か神がかった特別な音にレコーディングされていて、この涼しげなトーンは夏になると聴きたくなります。数度、部屋の温度が下がります。ECMマジック!

 

Antonio Carlos Jobim『WAVE』

暑い夏、海辺のカフェでビーチを見ながら聴きたい。
ストリングスの涼しい音色、音域が面で音を支配し、アコースティックギターの軽々とした、リズミカルなバチーダ(刻み)が絡み、ピアノが添え、管楽器が奏でる。完璧なアレンジで圧倒されます。一聴イージーリスニングの枠で捉えてしまいそうだけど、そうではなく。綿密に深く掘り下げられて作られたであろう本作は根本がブラジリアンミュージック。この上なく上品でインテリな涼を感じるアルバムは他にないでしょう。

 

Pat Metheny Group『Travels』

学生の時に車で北海道一周の旅行をしたことがあり、その時、車に持ち込んだこの2枚組が風景にドハマり。
思い出して、一枚選出しました。快適なドライブでした。まるでロードムービー。そんな高揚感。
永遠と続く、まっすぐな一本の道にメセニーグループ。Are You Going with Me?

 

▼選盤テーマ:夏に観たいオススメの映画は?

映画『かぐや姫の物語』

この映画は初夏の頃、野外フェスにて屋外で観ました。夏の空気によく合いますよ。
スタジオジブリ、高畑勲監督作品。音楽は久石譲。欧米の文化、映画、音楽に影響された現代の日本で、ピュアな日本の物語をモダンに和風に表現仕切っている稀有な作品。久石譲の音楽が映画の世界観を見事に音楽で支えていて凄い。完璧な楽曲群。時に西洋の音階、時に日本の民謡の音階、また、大陸的音階を用いて、オーケストラからピアノ、弦楽器を多様に用いて楽曲をアレンジしている。映像に溶け込み、違和感がない。懐かしくもあり、新しくも感じる。そんな音楽を携えた不思議で素晴らしいアニメーション映画!

 

▼リリース&ライヴ情報

origami PRODUCTIONS レーベルイベント開催決定!
『origami SAI』
■ 日程 2019. 11. 1 (fri.)
■ 会場 Shibuya CLUB QUATTRO
■ 時間 OPEN 17:30 / START 18:30
■ 料金 adv. 4,800 (+1drink)
■ 出演 Ovall / Kan Sano / mabanua / Michael Kaneko / and more
■ INFO SMASH smash-jpn.com (Tel. 03-3444-6751)

 

オフィシャルページURL:http://shingosuzuki.com/
オフィシャルツイッターアカウント:@Shingo_Suzuki

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夏にオススメの1枚

カテゴリ : キャンペーン | タグ : タワレコ夏のオススメ

掲載: 2019年07月08日 18:00