Nao Yoshioka(ナオ・ヨシオカ)4枚目のアルバム『Undeniable』リリース。タワレコ限定盤ボーナストラック2曲収録
単身ニューヨークで活躍する歌姫の「衝動」がアグレッシヴかつ繊細に表現された渾身作。バンド+先鋭的なビートの融合で豪華制作陣と共にUS R&Bシーンに乗り込む。
2018年に米国へ拠点を移し、BillboardチャートUrban Adult Contemporary部門で32位、米国大手音楽誌Rolling Stoneから高評価を得るなど日本人ソウルシンガーとして異例の活躍を見せるNao Yoshioka。彼女が前作から約3年を経て4thアルバム『Undeniable』を完成させた。本作の制作にあたりNao Yoshiokaが見つめたのは、自身の魂の底にうごめく「衝動」。彼女にとって常に自身が求める未来を提示する地図のような存在だと語る「衝動」に従って、バンドサウンドのエネルギーと温かみとソリッドで先進性のあるトラックの高次元での融合を目指した。“I Love When”を手がけたMusicman Tyなど前作の制作メンバーに加え、インディソウル界のキングEric Roberson、LedisiやMaysaを手がけるLorenzo Johnson、Chris Dave & The Drumhedzのキーボーディストを務めていたDaniel Crawford、ア・タッチ・オブ・ジャズ出身でNe-YoやUsherなどを手がけるグラミー受賞プロデューサーVidal Davisなど豪華な名前が並ぶ豪華制作陣により制作されたトラックをフィラデルフィアの伝説のスタジオThe Studioにてフルバンドで録り直して再構築。スタジオワークは前作で交流を深めたKhari Mateen(Jill ScottやThe Rootsに関与)が指揮をとるなど、抜群のサウンドクオリティとなった。甘美なトラックがアーバンな雰囲気を醸し出す“Got Me”、Eric Robersonが制作を手がけ、巨匠Larry Goldのストリングスアレンジが施された“Liberation”、熱量を強く感じるファンキーなナンバー“All in Me”など、「衝動」に従い作られた楽曲たちにNao Yoshiokaが磨き上げてきた歌声が加わり一層その個性を光らせている。世界のトップクラスへと挑むNao Yoshiokaの沸き起こる衝動が詰まったアグレッシヴにして繊細なワールドクラスの1枚が完成した。
米国でも高い評価を受ける規格外の歌声を持つ生粋のシンガー。世界で活躍する「なりたい自分」を目指しUS R&Bの王道へ挑む。
2013年に日本で1st『The Light』をリリースし、その規格外の歌声が注目を集めたNao Yoshioka。その後も2nd『Rising』でメジャーデビュー、3rd『The Truth』でのグラミー受賞プロデューサーたちとの共作、さらには定期的な欧米でのツアーも重ね順調にその足場を世界へと広げていた彼女だが、徐々にある葛藤を抱えていく。それは「なりたい自分」と「求められる自分」とのズレ、そして日本を拠点とした安定した活動の心地よさへの甘え。その葛藤を振り切るため2018年から米国への活動拠点移転を決断する。取得困難なアーティストビザを取得し単身米国で音楽活動を再スタートさせた彼女は、ずっと思い描いていた「世界で活躍するシンガー」というなりたい自分へ向け、グラミー賞ノミネートという一つの目標を掲げていく。その第一歩として『The Truth』をアメリカで再リリースし様々なプロモーションを実施。するとBillboardのUrban Adult Contemporaryチャートにて日本人異例の32位、本国Rolling Stone誌への掲載、米国最大のサテライトステーション「Sirius XM」でのライブパフォーマンス、イギリスではBRIGHT STAR AWARDSの受賞など目を見張る成果を得ることに成功した。「世界で活躍する」というなりたい自分の姿が徐々に見えてきたNao Yoshiokaが放つ最新作を世界の音楽リスナーたちはどう聴くのか、注目が集まる。
【収録曲】
01. Got Me
アトモスフェリックなムードに包み込まれながら歌うMusicman Tyとの再タッグとなる1曲
02. Boundaries
シンプルかつエモーショナルなヴォーカルでAlicia Keysに迫る勢いのミディアム・ナンバー
03. Liberation
Larry Goldのストリングスがフィリーのムードに染め上げるEric Roberson作詞・アレンジのカッティング・エッジなネオ・ソウル
04. About U feat. Eric Roberson
今後注目必至のDevin Morrisonが手掛け、デュエット・パートナーにはEric Robersonが参加する豪華なメロウなスロウ・ジャム
05. Invest in Me feat. Carolyn Malachi
女声ラップをフィーチャーした、Erykah Baduの世界に通じるEric Roberson制作のミニマルなビートのファンク
06. Celebrate
温かみのあるホーンをフィーチャーしたKilliam Shakespeareによるオーガニックで多幸感溢れるソウル
07. All in Me
パーカッシヴなビートとブレスレスでたたみかける歌唱で新境地を開くアグレッシヴなアップ
08. Up and Away feat. PHER
Chris Turnerと交歓し合うように歌うLorenzo Johnson制作のムーディーなスロウ
09. Lost
ダビーでポップなビートにマライア・キャリーにも通じるウィスパリング・ヴォイスを交えて歌うミディアム
10. Loyalty
LAを拠点としKINGとの共演歴もあるDevin Morrisonによるリズミックなビートが爽快感溢れるアーバン・ソウル
11. Love Me
ノスタルジックなムードを演出するKilliam Shakespeareのバンド力の高さとNaoのセクシーなヴォーカルが際立つスロウなラヴ・ソング
12. Where I Am Supposed to Be
Larry Goldの壮麗なストリングスに導かれてNaoが歌い上げる、本編ラストを飾るにふさわしいスケールの大きなバラード
Bonus Tracks ※タワーレコード限定盤のみ収録
13. Don’t Deny Me
14. What’s out There for Me
【Nao Yoshioka コメント】
みなさんこんにちは。Nao Yoshiokaです。
私の4thアルバム“Undeniable”が8月16日に発売されます!そしてありがたいことに今回もタワーレコードさんから2曲ボーナストラックが追加収録された限定盤もリリースさせていただきます!
前作“The Truth”をリリースしてから3年、私の中で大きな変化がありました。
“Undeniable”のアルバムのテーマは”衝動” 。気がつけば人に求められた自分を生きている。自分の心の底から感じる、否定できない強い想いを解き放って身を任せて生きることを忘れがちで、自分が本当に求める幸せは何だろう、自分が本当に行きたい道はどんな道だろうと、本当の心の声に向き合った私のストーリーがこのアルバムに詰まっていると思います。
このプロジェクトに賛同して、同じ目標を見て私たちを信じてくれる素晴らしいアーティスト、プロデューサーとこのアルバムを純度高く作れたことが私の誇りです!
ボーナストラックの“Don’t Deny Me”は、今回のアルバムで重要な役割を担ってくれたKhari Mateen作で、心から溢れてくる想いを否定しないでというメッセージが込められています。
そしてもう1曲の“What's out There for Me”は、Eric RobersonとVidal Davisの最強コンビ作で、もし自分がより輝いて生きる場所があるのならその可能性を無視できないという新しい場所へのトランジションの迷いの気持ちを歌っています。
みなさんにこのアルバムを楽しんでいただけることを心から願っています!ぜひチェックしていただけたら嬉しいです!