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The Mick Fleetwood Band(ザ・ミック・フリートウッド・バンド)、2004年の作品が復刻

The Mick Fleetwood Band(ザ・ミック・フリートウッド・バンド)

フリートウッド・マックのオリジナル・メンバーでもあるロック界のベテラン・ドラマー、ミック・フリートウッド。60年代半ばから現在まで続く長い音楽的キャリアの中、彼は何作かのソロ・アルバムをリリースしているが、2004年に“THE MICK FLEETWOOD BAND”名義で発表したアルバムが再発となる。

2004年9月に発表されたミック・フリートウッド通算4作目となるソロ・アルバム『SOMETHING BIG』。THE MICK FLEETWOOD BAND名義でリリースされた本作は、ミックの純然たるソロ作品というよりも、アメリカのシンガー・ソングライター/ギタリスト、トッド・スモールウットとのコラボレーション作と呼べる作品である。アルバムには、二人の他、ミックとともにフリートウッド・マックを結成時から支えるベーシストのジョン・マクヴィーをはじめ、ジャクソン・ブラウンやリーランド・スカラーのスペシャル・ゲストも参加、またヴォーカリストとして当時21歳の女性シンガー、ローレン・エヴァンスも参加している。往年のフリートウッド・マック・ファンなら注目したいのが、フリートウッド・マックの超初期、ピーター・グリーンとともにギタリストを務めていた、ジェレミー・スペンサーと約30周年ぶりに共演しているところだろう。

サウンド・エンジニア、デニス・メイズを通じて出会ったという、ミック・フリートウッドとトッド・スモールウッド。意気投合した二人は、スタジオでトッドの作った曲を聴いたりしているうちに、本作の制作へと繋がっていったという。レイド・バックしたグルーヴに、地に足がついているような落ち着いた雰囲気をもったトッド・スモールウッド作の「Where The Wind Blows」に「Walking With The Angels」、そして「No Boders」といった楽曲がアルバムのムードを作り出している。この他アルバムには、ミックとトッドの共作による「Passion」も収録されている。

 

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タグ : リイシュー ロック復刻&発掘

掲載: 2019年07月30日 10:31