スティーヴ・ハリス率いるBritish Lion(ブリティッシュ・ライオン)、約7年振りのセカンド・アルバム
英国が誇るアルティメット・メタル・アクト、アイアン・メイデンのリーダーであり絶大な人気を誇るベーシスト、スティーヴ・ハリス。バンドという範疇を超え、もはや”現象”としてシーンに君臨する「アイアン・メイデン」という究極の存在の首謀者である彼が、自らの英国流ハード・ロックへの愛情を別のベクトルで表現するプロジェクトが、このブリティッシュ・ライオンだ。2012年、30年以上のキャリアを経て始動させたこの英吉利の獅子(ブリティッシュ・ライオン)が、前ファースト・アルバムから実に約7年振りとなるセカンド・アルバム『THE BURNING』を完成させた!
2018年11月、アイアン・メイデンとしての活動の合間を縫う形でブリティッシュ・ライオンの来日公演が行われ、その一切手を抜かない全力のパフォーマンスで観客を飲みこんでいったことも記憶に新しいのだが、その時にはこのセカンド・アルバム『THE BURNING』は既に完成していたという。その来日公演でも新曲をライヴで披露しており、その高水準なブリティッシュ・ハード・ロック・サウンドは会場に集まったファン全てを魅了したのだが、その来日直前に公開された最新楽曲「Spit Fire」はもちろんの事、アルバムの情報解禁と共に公開されたもう一つの新曲「Lightning」も、スティーヴ・ハリスのあの特徴的なベース・サウンドと哀愁を帯びたメロディアスなハード・ロック・サウンドで、デビュー作以上の興奮へとオーディエンスを誘ってくれている。あの熱い来日公演と、この新曲2曲だけでも、英吉利の獅子=ブリティッシュ・ライオンが7年振りに放つ最新作への期待感を煽りまくっている。
スティーヴ・ハリス(b, key)を中心に、チャード・テイラー(vo)、デイビット・ホーキンズ(g)、グレアム・レスリー(g)、そしてサイモン・ドーソン(dr)という5人からなるこのブリティッシュ・ライオンが創り上げたセカンド・アルバム『THE BURNING』は、スティーヴの自宅にあるスタジオ、バーンヤード・スタジオでレコーディングが行われており、トニー・ニュートンがエンジニア&ミキサーを担当、そしてスティーヴ・ハリスがプロデュースを担当している。
ヴォーカルのリチャード・テイラーは、今作に関してこうコメントを残している:
「俺達はここ数年『THE BURNING』の制作に取りかかってきて、みんなとても結果に満足している。最近のツアーでは収録曲から何曲か披露し始めていて、ファンからは素晴らしいリアクションを得ているから、このアルバムを世界中にシェアできるのをとても楽しみにしているよ」
今作『THE BURNING』は、スティーヴ・ハリスにとってアイアン・メイデン外での初の音楽プロジェクトとなった2012年発表のデビュー・アルバムに続く2枚目のスタジオ・アルバムである。前作『BRITISH LION (邦題: 英吉利の獅子)』は数々の音楽雑誌で高く評価されており、デビューからは時間の許す限りライブハウス・ツアーやフェスへ参加し根強くライブ活動を行い、磨きをかけてきた。これまでに世界24カ国でライブを行い、固く忠実なファン層を築きあげてきた彼らは、12月にはUKツアー、そして来年1月からはUSツアーを行うことも発表している。
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