注目アイテム詳細

〈World Wide Tower〉高松丸亀町店 中南米音楽:LAVEL~レーベルの一枚~

Various Artists『バー・ブエノス・アイレス ~カルロス・アギーレに捧ぐ』

カルロス・アギーレの音楽に出会い、その視座の高さと懐の深さに大きな感銘を受け、彼が参加した作品や彼の曲のカバーを中心に、アルゼンチンのネオ・フォルクローレの楽曲を1枚に編んだ bar buenos aires のコンピレーション作品集第1弾。ジャケットのパラナ川の風景をそのまま音に置き換えたような、カルロス・アギーレのピアノとキケ・シネシのギターが奏でる光と風の戯れを感じさせるオープニングにそのすべてが表されている。【吉本 宏 / bar buenos aires】

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Patricio Pietrek Grupo『Pajaro Azul』

<大洋レコード> ビッグバンド編成ア・サイデラでの活動など、アルゼンチン居ながらブラジル音楽に傾倒したキャリアを送る新進気鋭のベース奏者による奇跡的に美しい一枚。全編を包む川沿い音楽の澄んだ音像が広大な平原の緑豊かな情景を想起させます。スキャットを聴かせるアナ・アルチェッティ(トリオ・ファミリア)や、鮮やかなピアノのルカス・ニコティアン(プエンテ・セレスタ)らコンテンポラリー・フォルクローレの面々が多数参加。【伊藤亮介/大洋レコード】 

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Antonio Loureiro『リーヴリ』

歌と器楽、ジャズとエレクトロニクスが融合する、音楽の近未来。2010年代にデビューしたブラジルの新世代アーティスト群のなかでも、ジャンルを超えて最も話題となってきた最注目シンガーソングライター/マルチ奏者、アントニオ・ロウレイロ。歌とインストゥルメンタルが有機的に重なり合う、前人未到の作品。 【成田佳洋/NRT】

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Luiza Brina『TENHO SAUDADE MAS JA PASSOU<限定盤>』

<インパートメント>ミナス新世代アコースティックを象徴する才媛、ルイーザ・ブリーナ。彼女の3枚目のアルバムは、普遍的な魅力をもつブラジリアン・ポップス作品。「リオとミナスをつなぐ“ドミンゴ2017”」と評された前作『タゥン・ター』の微熱感や遊び心はそのままに、よりパーソナルな歌心を核にしたサウダージ感が沁みる、シンガー・ソングライターとしての魅力に溢れています。ソングブック仕様の装丁も含めて、ぜひ手に取ってほしい一枚。【稲葉昌太/インパートメント】

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高松丸亀町店ワールドコーナー紹介


日本のミナス、高松。愛情をこめて選んだ良作が所狭しと並んでいます。四国や岡山のライブ情報も掲示。あそこに行けば何かがある、そんな売場を目指しています。

担当者/作品レビュー執筆者紹介


高松丸亀町店 バイヤー: 岡本 美帆

2012年、タワーレコード高松丸亀町店のオープニングスタッフとして入社。10代のころ、ナラ・レオンに出会い私の全てが狂い始めました。20代のころ、夢はただ二つ。ブラジル人になること。マルコス・ヴァーリと結婚すること。世界を知りたくてアフリカ・ニジェールで暮らすこと2年。今はここ高松で、良い音楽を少しでも多くの方に聴いてもらいたいと奮闘中。

サンバ、ボサノヴァ、タンゴ。だけじゃない南米音楽。ジャンルや国境を越え、あらゆる美しいものが融合した良作がたくさんあります。幸せを感じたときはその気持ちを膨らませ、苦しい時はその気持ちを柔らかく包み込んでくれる、私たちの日常に寄り添い人生に少しの彩りを添える良質な音楽。ずっとそばに置いておきたい、そんな作品にきっと出合えます。

掲載: 2019年11月18日 12:21