タイから世界へ。Phum Viphurit(プム・ヴィプリット)新EP『Bangkok Balter Club』登場
2018年のシングル「Lover Boy」がYouTubeで4800万回再生され世界的にブレイク。サマーソニック2019にも出演し、2019年世界でもっともブレイクしたアジア人アーティストのひとりとなったタイのシンガー・ソングライター、プム・ヴィプリット。2017年にリリースされたデビュー・アルバム『Manchild』(日本では2018年リリース)につづくEP『Bangkok Balter Club』待望のフィジカル・リリース!2作の大ヒット・シングル「Lover Boy」、「Hello, Anxiety」も収録。
「昨年、ぼくの人生は激変した。数々のツアーから、まわりの人たちとの関わりまで、すべてが色鮮やかにぼやけている。このEPは旅や人々、活動、この時代のムードにとてもインスパイアされている。バンコクの祖母の家で書いたこれらの曲のなかに安らぎをみつけてくれることを心から願っている」
「タイで最初のインディー・ポップ・スター」(米「ROLLING STONE」誌)と評されるプム・ヴィプリットは「Lover Boy」のブレイク以降、この2年で急速に注目を集めてきました。『Bangkok Balter Club』(「balter」は中世英語で「ぎこちなくダンスする」という意味)に収録された「Lover Boy」以外の3曲は、突然獲得した名声に戸惑い、メンタルヘルスをなんとか保ちながら、ひとりの若者が自らの視点を取り戻す物語として書かれています。
2019年3月にリリースされ、YouTubeで800万回再生のシングル「Hello, Anxiety」はファンクにインパイアされたプム流ディスコ・トラックで、彼の夢だった欧米ツアーの成功の影に、密かな混沌に満ちた心のなかで安らぎをみつけることについて歌われています。「このリフはきみのために書いたんだ」とささやくように歌うバラード「Softly Spoken」と、プム・ヴィプリットの楽曲のなかでももっともスウィートな新たな名曲「Pluto」というふたつのメロウソング。そして、ブレイクのきっかけとなった説明不要の大ヒット・シングル「Lover Boy」。バンコクの祖母の家で書かれたこれらの楽曲は、まるでその祖母の家のように安心感と親しみがある場所へと招かれたようなノスタルジーを与えてくれます。
国内盤CD限定ボーナストラックとして日本人トラックメイカー/MPCプレイヤーSTUTSによる「Hello, Anxiety」のリミックスを収録!STUTSとは2018年にリリースされた彼の2ndアルバム『Eutopia』収録の「Dream Away」につづくコラボレーションです。
タグ : UK/US INDIE
掲載: 2019年12月17日 14:57