baobab(バオバブ) + haruka nakamura(ハルカ・ナカムラ)初の共作アルバム『カナタ』
海の先、森の深くにある、カナタへ。baobab + haruka nakamura 初の共作アルバム 「カナタ」。ジャケット、MVに川内 倫子氏を迎えて、海と森が出会う美しい歌のアルバム。
アイリッシュ音楽、古楽をバックボーンに持つbaobabと音楽家 haruka nakamuraとの新たな歌が詰まったインスト含む至極のアルバム。サウンドはシンプルなアコースティックサウドに古楽器が自由なスタイルで入れ込まれている。
2015年、baobabと川内倫子で製作した『Light of dance』。 その映像と音を発表した写真展をきっかけにbaobabとharuka nakamuraの音の旅は始まる。同展示で、baobabとharuka nakamuraは初めてセッションを行う。全く異なるバックグラウンドと、活動の場を持つ2組が、互いに新鮮な音に出会い、そこには新しい音 の風景が生まれた。haruka nakamura PIANO EMSAMBLEへbaobab が歌で参加したり、baobab主催のsing bird concertでの共演など各地で音を重ねてきた中で、互いに生まれる音が交差するようにアルバムが構成されている。まさにその土地から受けるインスピレーションで音が生まれている。アルバムの代表曲となる「カナタ」はbaobabとharuka nakamuraが即興でワンフレーズずつ音とアイディアを出し合いながら、一曲として完成している。
大分山香カテリーナの森を拠点とし、自然の中での暮らしや、ものづくりとともにある音楽を発信するbaobabと、音の旅を続けるharuka nakamuraから生まれる音楽との融合。そこには、海と森の歌が描かれている。大きな海から始まり、森へとつながってゆく自然の物語。そして一日の運行、日々終わって始まること。夜明け、緑に降り注ぐ光、影、海に暮れてゆく太陽、そして夜に浮かび上がる木々のシルエット。また、夜は朝へとつながってゆく。歌、ギター、フィドル、古楽器、パーカッション、そしてピアノが、そんな 自然の運行や、航海のように流れゆく景色の旋律を奏でる。
写真家、川内倫子が手がけたジャケットとブックレットの美しい写真たちは、初夏と真冬、二つの季節のカテリーナの森での写真、そして海の写真が、歌詞に寄り添うように、綴られてゆく。
【収録曲】
1. カナタ
2. Fall
3. 永遠と1日
4. 夜の木
5. sky boat song
6. つむぎ
7. TRAD
8. Light of dance
9. 嵐のあとに
10. カテリーナの賛美歌
掲載: 2020年01月20日 11:59