10年代USインディーを代表するReal Estate(リアル・エステート)、3年振り5作目の新作『The Main Thing』
USインディー屈指の黄金律と音楽愛の宝庫──10年代のUSインディーを代表するロック・バンド、リアル・エステートが3年ぶり5作目となる最新アルバム『The Main Thing』をリリース!
仮タイトルを『Special Album』と題して自身たちを追い込み、ニューヨーク州北部のMarcata Soundにて無数のセッションを行い、1年間にわたりレコーディングを敢行した本作。史上初の試みとして、メンバー以外のミュージシャンも迎え、ザ・ウォークメンのマット・バリックとブラジリアン・ガールズのアーロン・ジョンストンがそれぞれ叩くパーカッションとコンガを前面に展開した軽快なディスコの妙味にシルヴァン・エッソのアメリア・ミースによる柔らかなデュエットを添えた先行シングル「Paper Cup」、変遷するコードとビートに包まれた明るいツーノートの主題が特徴的な「Procession」、ダウナーなドラム・マシーンと軽快なギターワークにシンセサイザーの霧がかかる哀歌「Gone」、バンドのハーモニーが黄金色の桃源郷へとリスナーを連れ去る「Also A But」、そしてフロントマンのマーティン・コートニーが4年間温めてきたデモをジョニ・ミッチェルの『逃避行』の精緻さから得たインスピレーションによって完成させた珠玉のインスト曲「Brother」を含む全13曲を収録。
最終的に、アルバム・タイトルはロキシー・ミュージック後期の名曲から取られ、その名に恥じぬ特別な作品へ仕上げられた。また、エンジニアはセカンド・アルバム『Days』を指揮したヴィン・マクマホンを再び迎え、アートワークはブラック・ダイスのビョルン・コープランドが担当。
日本盤CDには解説、歌詞対訳、ボーナス・トラックが追加収録され、輸入アナログ盤は通常盤に加え、特殊アウタースリーヴ付の数量限定盤も同時発売となる。
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掲載: 2020年01月23日 16:41