第12回「日本ブルーレイ大賞」部門賞受賞作品
日本ブルーレイ大賞(旧:DEGジャパンアワード)は、デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)が主催し、1年間に国内で発売された、ブルーレイの特徴を最も生かした作品を対象として、審査員による厳正な審査、およびユーザー投票によって決定するアワード。
2019年に発売されたブルーレイソフトの中で最も優れた作品を表彰する、第12回「日本ブルーレイ大賞」の受賞作品が発表!
クオリティ部門
[高画質賞(ブルーレイ)]
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 エクステンデッド版ブルーレイセット』
映像のキメが細かく、非常に質感が良く表現されている。魔法界の世界感が色鮮やかで上品に出ていて立体感がある。明るいところのパーティクルが色にしっかりと乗ってすごくカラフルで、グレーディングがすごく上手な作品である。ブルーレイの中でもトップクラスの映像を楽しめる。
[高画質賞(Ultra HD ブルーレイ)]
『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』
ファンタジーでありながら、実際に見えている風景のような、4K Ultra HD ブルーレイだからこその質感で丁寧な描写が描かれている。殆どがCGで作られているにもかかわらず、動物の毛並みや皮膚までも細やかに再現されている作品。
[高音質賞]
『アリー/スター誕生』
レディー・ガガの存在感が圧倒的で、強靭な歌声と情感の表現力は本当にすごい!音響の作り方が自然で楽器の鮮度も高く、まるでライブ会場で歌を聴いているかのようなサウンドを楽しんでほしい。歌唱シーンだけでなく、全編を通じて音の整い方が非常に丁寧に表現されている作品。
カテゴリー部門
[映画賞(洋画)]
『ボヘミアン・ラプソディ』
日本中が沸いた劇場公開から1年以上が過ぎた今なお、あの音楽が、映像が、色褪せることなく心に焼き付いて離れない。しかし、今回この4K Ultra HDブルーレイ、それらを超える体験を提供してくれる。ファンならずとも、常に手元に置いておきたい一枚であることは間違いない。
[映画賞(邦画)]
『劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-』
2008年の放送開始から足かけ10年、3シーズンに渡り若きフライトドクターたちの挫折と成長を描きながら、丁寧にファンを育んできたドラマ『コード・ブルー』。その10年間の集大成たる劇場版は興収93億円というメガヒットとなり、2019年春に発売されたブルーレイももちろん大ヒット。シリーズのウリといえば大規模事故現場での救命シーンだが、今回は成田空港、海ほたると連続で大事故が発生するなど、シリーズ最大スケールで劇場版としての気合も十分。ぜひ 4K Ultra HDブルーレイやBDの美麗映像で楽しんでほしい。
[TV ドラマ賞]
『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』
ついに完結した本作。衝撃に次ぐ衝撃のストーリーの展開、映画を超える映像も素晴らしかった。現代最高のエンターテイメント作品の1つといえる。
[アニメ賞(洋画)]
『スパイダーマン:スパイダーバース』
常勝のディズニー、ピクサー作品をおさえて、人気アメコミヒーローを基にした本作がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したのには、きちんとワケがあることをこのブルーレイで目撃してほしい。コミックのキャラがそのまま動いているような驚くべきアニメ技法が、今後ますますこの分野が伸びていく可能性を予感させ、かつ純粋に面白い!
[アニメ賞(邦画)]
『鬼滅の刃 第一巻』
アニメならではの圧倒的疾走感のある演出で、原作の魅力をさらに違った方向から引き出している。漫画をアニメ化する醍醐味が今作には詰まっているように思います。特にアクションシーンは目を見張るものがあり、思わず見返したくなるような場面が連続する。巷でも盛り上げりを見せている作品ですが、次の劇場版公開までに、ブルーレイで何度も見返したくなる作品です。
[音楽賞]
『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』
宇多田ヒカルがデビュー20周年を記念し、12年振りに開催されたツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」から、最終日の幕張メッセ公演を完全収録。「First Love」「traveling」「あなた」といった代表曲を披露、まるで目の前でパフォーマンスしているかのような臨場感あふれる内容になっている。
[ノンジャンル賞]
『4K夜景2 TOKYO HDR NIGHT』
東京に住んでいても別物に見えるほど、色鮮やかに東京の夜景が映像に収まっている。第2弾はカメラの精度も高まり、きめ細やかに街の色が映し出されているので、より自然な夜景を綺麗な映像で楽しめる。
掲載: 2020年02月03日 17:56