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haruka nakamura(ハルカナカムラ)|10年ぶりのソロ作品にして、初のピアノソロアルバム『スティルライフ』

haruka nakamura(ハルカナカムラ)ピアノソロアルバム「スティルライフ」

「grace」「Twilight」以降、 10年ぶり待望のソロ作品。シンプルで素朴な音色で、 生活に寄り添う音楽を紡いだミュート・ピアノソロアルバム。幼少に通った母のピアノ・レッスン室の屋根裏部屋で、 亡き祖父の静物画(スティルライフ)を見つけた時、 物語は始まっていた。(絵はアルバムジャケット写真に掲載)

各地を旅し、音楽を続けているharuka nakamura。 出会う美しい風景や人々たち。 それぞれの土地でインスピレーションを受け、新たな歌を生み、 ライブ表現する循環を大切にしてきたが、 ソロアルバム作品のリリースが長らく待たれていた。長い旅の途上で生まれた旋律のデッサンたち。それらのスケッチを推敲し、自宅のミュート・ ピアノで録音を開始。祖父の静物画を部屋に飾り、 日々をポラロイド写真に撮りながら、 初の長期ピアノレコーディングに臨み完成したこのアルバムは生活 に漂う「静寂」に等しい優しさを持つ楽曲たちを生んだ。

*日々の様子は「スティルライフ・制作日誌」としてweb公開。
https://toudai.harukanakamura.com/

アルバムが生まれていく様子が本人の文章で紡がれている。今回は自作の布で制作した「オリジナル・ミュート・ピアノ」 の音色も使用。部屋で隣で弾いているかのような親密な響きとなった。制作中に撮りためたポラロイド写真をジャケットに使用。「Twilight」以来の本人撮影のジャケットとなる。制作中にJ-WAVEラジオ番組に出演。 ライブ演奏したことでリクエストの多かった「新しい朝」も収録。今回のアルバムリリースの為に、自主レーベル「灯台」 を立ち上げ、CDに加え、LP盤も5月に発売。

また、続編「スティルライフ Ⅱ」も今回のレコーディングで録音を終えており、 2020年秋頃に発売予定。二作で一年を通しリスニング出来る、シリーズ・ アルバムとなっている。


【収録曲】
1. あくる日
2. ある光
3. 新しい朝
4. うたかた
5. 君のソネット
6. Fly
7. 春からの電話
8. イーゼルを見据えて
9. サムタイム
10. 風が通り過ぎていく季節
11. 雨の日のために
12. アンソロジー
13. たしかな声
14. 17時と街
15. 予告灯


haruka nakamura(ハルカナカムラ)

haruka nakamura(ハルカナカムラ)

音楽家 / 青森出身。東京・カテドラル聖マリア大聖堂、広島・世界平和記念聖堂、野崎島・野首天主堂を始めとする、 多くの重要文化財にて演奏会を開催。杉本博司「江之浦測候所」 のオープニング特別映像、国立新美術館「カルティエ 時の結晶」などの音楽を担当。京都・ 清水寺成就院よりピアノ演奏ライブ配信。CM、WEB、TV番組の音楽、 プラネタリウム劇伴音楽などの楽曲制作、 早稲田大学交響楽団との共演、 NujabesやLUCAをはじめとするコラボレーション、 楽曲提供、プロデュース等も手掛ける。また、 柴田元幸との朗読セッション(ライブ・アルバムを発表)や、 ミロコマチコとのライブペインティング・シリーズも敢行中。 evam evaなどブランドとのコラボレーションアルバムを多数発表。 福岡papparayrayでのみ、 特別なソロピアノ演奏を行う。2019年より、BEAU PAYSAGEとの企画で生まれた田辺玄とのユニット「orbe」そして、LUCAとのユニット「arca」 を始動した。

掲載: 2020年04月03日 18:07