Fiona Apple(フィオナ・アップル)|NYの唯一無二な才女、実に8年振りとなる新作スタジオ・アルバム
1977年生まれ、NY出身の女性シンガーであるフィオナ・アップル。凛としたアコースティック・サウンドと自分自身を投影した歌詞が高く評価され、デビュー作が本国だけで300万枚以上のセールスを記録。一躍トップアーティストにのぼりつめるも華やかな舞台から身を遠ざけ、その後マイペースに作品を発表。そんな彼女が2012年の『The Idler Wheel...』以来、実に8年振りのスタジオ・アルバム『Fetch the Bolt Cutters』をリリース。
タイトルである『Fetch The Bolt Cutters』とはイギリスのTVシリーズ『The FALL 警視ステラ・ギブソン』でゲラン・アンダーソンが演じた性犯罪を取り締まる警察官のセリフから引用。2012年の初頭から何年もかけてレコーディングされたという本作はロサンゼルスの自宅で録音し、プロデュースも彼女自らが担当。このアルバムに収録されている13曲は生のパーカッション多用され、木製ブロックやベルなどの打楽器がふんだんに使われている。また、収録曲の「Newspaper」には、彼女の姉アンバー・テイルーラがヴォーカルハーモニーで参加。
あの音楽サイトPitchforkがカニエ・ウエストの『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』以来、10年振りに10点満点を付けたことでも話題の本作。全音楽ファン注目の2020年を代表する大傑作となっている。
CD
LP
■収録曲
1.I Want You To Love Me
2.Shameika
3.Fetch The Bolt Cutters
4.Under The Table
5.Relay
6.Rack of His
7.Newspaper
8.Ladies
9.Heavy Balloon
10.Cosmonauts
11.For Her
12.Drumset
13.On I go
タグ : SSW シンガーソングライター UK/US INDIE
掲載: 2020年04月28日 11:50